2008年4月30日(水) 23:02
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モリノス
「流刑地?」。先日、月末という事もあり、銀行に行きました。私の地元はギリギリ都内とはいえ下品な町で、かなりくすぶった珍妙ピープル三昧なのですが、キャッシュディスペンサーを親指で「えいえい」言いながらボタンを押す老婦人とか、順番待ちにキレて札束を小脇に抱えて「おせ〜よババァ!」などと怒鳴り散らすショップの制服を着た男とか、かなりな人間ウォッチングが楽しめます。私の通帳が一杯になったとの事で新しい物に変えるために銀行窓口に行きました。「!」。・・・。なんと受付窓口全員及び案内係、そして中で働いている人間が、中年をかるく超え、老人あるいは老人に見える人々ばかりなのです。老眼鏡の人とかか、あきらかに入れ歯の口元にたてジワをいれた老婆社中が窓口を勤め、案内係の白髪男性のスーツはすごい猫背でせっせと仕事をしています。私の銀行窓口における印象は若手女子ビジュアルに一人お局みたいな感があったのですが、この地元の銀行はコンセプトなのか、シルバーエイジ祭りなのか、とにかくお年寄りが銀行業務を行っているので す。大変不謹慎なのですが「流刑?」とか思っちゃいました。地元あなどれないと思いつつも痩せた体にタイトな黒のパンツスーツにヘビ柄のシャツの異形な私はそんな地元の銀行で、嫌な浮き方をしていました。地元で一番珍妙なのは私だとプチ確信しました。
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