2008年10月31日(金) 0:02
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モリノス
「太陽子の処世術」。ハンデキャップ猫太陽子は、具合が悪いのに元気に毎日過ごしています。先住猫、坂道子とは仲良くなり、坂道子は人に対しては内向的な態度なのですが、太陽子とはよく遊び、一緒に押し入れなどで寝ているのですが、二匹が寝ている所に私が近寄ると坂道子は「ムッと」して逃げるのですが、太陽子も一緒に逃げて行きます。が私が椅子に座ると太陽子はピョンと跳び、膝に座り毛繕いなどしています。そして同じく先住猫のジュニア黒丸の後をストーカーのごとくつきまとって、ジュニア黒丸に怒られる、威嚇される、噛まれるなど「お前なんか嫌いなんだけどね」みたいな態度三昧ですのに、太陽子はめげずジュニア黒丸にアタックを続け、つい最近ジュニア黒丸が根負けしたのか、太陽子の手練手管のジュニア黒丸に対する懐柔作戦が成功したのか、御覧の写真のようにジュニア黒丸と添い寝ができるようになり、太陽子の至福の表情が写真でも見受けられます。実は坂道子もジュニア黒丸好きなのですが、坂道子なりのダメダメなアプローチにジュニア黒丸に尻を ガブリとやられそれいらいジュニア黒丸に対する気持ちは諦めたようです。坂道子は太陽子と遊びたいが、ジュニア黒丸と添い寝をしている所を尻目にヤさぐれているのですが、太陽子は夜になると坂道子に甘えて寝ています。ていうか、猫だてらにキャラを変え相手の心を掴むという技を体得しているようです。不自由な体調で人間の同情を受け人の心を引きつけ、性格的に難ありな先住猫達とうまくやっていく様をみると、いい性格してやがるとムカつきつつも、賢い!相手の関心を引きつける事においては見事とおみそれした次第ですし、口蓋が悪く熱出しながらも一生懸命生きてますみたいな様子は、太陽子びいきにどの人もなってしまうに違いありません。頭がよいのか天然なのか、太陽子の行動を見事というしかないのでした。
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