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2009年4月の日記
 
2009年4月30日(木) 23:06

モリノス

「それる」。5月6日に開催される666の興行にむけ、衣装とかの用意を早めにしようと地層状になっているクローゼットを開けたら、茶色になった文庫本が頭上から落ちてきました。有吉佐和子の小説で、タイトルは「開幕ベルは華やかに」というモノだったのですが、大女優が主役で舞台本番中に殺人が行われていくみたいなストーリーなのですが、有吉佐和子の文章が推理サスペンスというカンジではなく、大女優のお化けな性格とか、舞台人特有のイジケみたいなものが巧みに表現されていて、さっさと衣装を用意すればよいものを散らかした部屋で薄暗い電灯の下、一気に読んでしまい、結局、プロレスに近々でるのに支度はさっぱりできず、無駄に部屋中にお店広げちゃったみたいになりましたが、何年ぶりかで読み応えのある文章を読み、目が美しい文字を追い、頭の中は物語の中に入り、夢心地になり、それはそれで満足したのですが、私のどっか変な所は、本来の目的を果たしていないのに、ちょっとした発見に集中してしまい、しなくてはならない事が後回しになるが、なん
だか違うモノに出会い、なんか得したと思う反面、やらなくてはならない事が改善できてない、事態になってしまう事なのです。で、ひとつもイベントにおける準備はできなかったのに、久しぶりにしばらく有吉作品を読もうと、気分はアゲなカンジになりました。で、いつもながら、興行の前夜にヒーヒーしながらコスチュームに針打ったりと余裕のないパッキングをする羽目になる事が予想され、プチ、ガーンと思ってる次第です。



2009年4月29日(水) 23:56

モリノス

「華麗なる晩餐に自分の言葉にヤられる私」。先日、数年ぶりに高級イタリアンのお店に行きました。その店はオープン当初はそのお値段と味で都内で1、2を誇り、一度は行ってみたい店として当時は憧れの店だったのですが、ゴージャスな店内にこの度、運ばれてくる料理を口に運びガッカリ…。不景気のせいか(?)食材の鮮度が悪すぎで、その痛んだ食材をなんとかソースなどでカバーしているかのようで、どれを食べてもソースのベタベタ感が舌にまとわりついて、思えば胃腸も疲れていたのにオイリーなものを食べたので受け入れられなかったのかもしれません。で、エンドウ豆とゴルゴンゾーラ入りのスープが運ばれて来た時に「チッ」とプチキレした私は、同席の皆様に「なんだか耳を病んだ犬の耳の中の臭いがする、さらにこのスープはオカルト映画エクソシストで悪魔にとりつかれた少女がゲボゲボと口から吐く液体にそっくり」と管巻いたら列席者は「やめてくださいよ〜食欲なくなります」とブーイングをいただきました。メインにくる料理もこれでもかソース攻撃でお肉
を味わう楽しみでなくくどい液体を染み込ました肉を食わなくてはいけないプチ屈辱を覚え胃もたれを我慢して食べました。そして店の人が、ガラスケースに入ったナニかをワゴンで運び、ケースの中には世界の珍しいチーズ撰びたい放題、デザートの前にお楽しみくださいみたいなカンジだったのですが、ケースの蓋が開いた瞬間に私は怖じ気づいてしまいました。私は普段匂いはさほど気にならない派なのですが、おびただしいチーズの数々から発する臭気が「痛んだ牛乳」「使い倒した雑巾」「下駄箱の中」「解剖実習で行った解剖見学のときのホルマリン臭」「生ゴミ臭」 が一挙に私の鼻の中にながれこみ、涙目になってしまいました。犬の耳の臭いだエクソシストの液だと、人をドン引きさせて悦に入るはずが、ワゴンチーズの混合型臭気にすっかり、やられ、この私が無口になり、こんな臭いチーズを食った後にデザートなんて無理と思い、まんまとデザートを食べても鼻に残るチーズ激臭にてデザートをおいしくいただけませんでした。調子に乗って各チーズの臭いの意見を同
席の皆さんにいう気持ちも失せ、ひたすら晩餐が終わるのを待ちわびた私でした。店内は閑散…。私的にこれじやーお客様の足も遠のくよと、素敵な内装の店内に、相応しくない料理を運ぶ店を憂いた次第です。同席の方々は「モリノスさんなんかおとなしいです変です」と心配されましたが、チーズの臭いにヤられたとは言えず。いやいやちょっと考え事しちゃつてと答えを濁しました。チーズ軍団の臭気に萎える私、て自分てこんなナーバスだったっけと、うむチーズめっ覚えておれ、次チーズ三昧の機会があったらリベンジだあ!と鼻息も荒くなったのでした。



2009年4月28日(火) 21:59

 モリノス

モリノス

都内、某所、都会の中に贅沢な緑を持つ所で写した夕焼けです。この場所は広大な森の中に建物があり、その中には野鳥なども生息し、森林浴などが贅沢にできるのですが、私は昨日の強い風の昼下がりにこの森の中にて、茶会のお手伝いをしていたのですが、突風、ホコリ、寒さで体が凍えてしまい、体の節々が痛くなり、頭痛と肩こりがひどく「これは風にあたった」と思い、用心のため病院に行きました。いつもおなじみの医師は、私が自分に起きている症状を述べたら、「最近、渡航した覚えはありませんか?」と聞くので「行ってません、行ってませんメキシコにもアメリカにも」と答えたのですが、昨今、深刻な問題になっている新型のインフルエンザの症状と、風邪のひきはじめの症状は似ているので、その症状を述べた人には最近海外に行ったかどうかを聞いている様子でした。結局私は前に起こした気管支炎が疲労によりぶり返したのと、お腹に風邪の菌が入ったのかもしれないとの事で、しばらくおとなしくしてろみたいなカンジだったのですが、帰宅してテレビのニュースを
見ると、豚インフルエンザの深刻な現状が報道されていて、さらに新聞などを読むと、ウィルスとウィルスが手を結び新たなウィルスに変成するとの事で、人類の進化とと医学の発達により根絶した病もあるが、生物がある限り、病も進化と成長をしていくのだなと思い、やはり病気になる前の対策として日常の自己管理はとても大切と、用心した次第です。「疲れたら寝る」「ネガティブな思考をしない」「日が昇ったら活動、沈んだら休む」。案外、私だけでなく、上記の三つって今世を生きる皆様もなかなかできてない方も多いと思われます。皆様どうぞ御自愛のほどを!。


2009年4月27日(月) 22:10

モリノス

「つくエク」。私用にて秋葉原に行ったのですが、知らない間につくばエクスプレスなる路線が開通していて、略称が「つくエク」ということで、私的に名字が「ツクシダ」ですから、えーっ、つくエクなんて電車があるなら、いっそ私の自宅から路線をつなげ、ツクシダエクスプレスなる電車を開通したいものだと、高飛車な野心を持ったので、神田あたりに詳しい後輩のMにその旨、提案したら、無理と一笑されたので、ではツクシダエクスタシー「つくエク」、あるいはツクシダエクトプラズム「つくエク」というのはどうかね?とMに聞いたら、一番実現できそうなのはツクシダエクトプラズムなのではと言われました。さすがに私ごときでは、電車の路線を自宅まで低く事は無理だが、ツクシダエクトプラズムならなんとかなるかもとプチ真剣に考えましたが、果たしてツクシダエクトプラズムの商品化って、一体どうすれば よいのかと思案した次第です。ていうか、誰も買わない…。



2009年4月26日(日) 22:40

モリノス

「見事な三白眼」。甥嫁が甥の子3号と共に帰ってきたので、今頃になって初めてドレドレと生後一週間の新生児を見に行きました。そして、ニューフェイスと対面…。赤子ですから小さいのですが、フニャフニャとしておくるみの中で、モソモソと動いているのですが、パツと目をあけると「!」スパッと彫刻刀でためらいもなく切ったようなハッキリした目で、それは素敵な三白眼で、しかも黒目を楽に下に向けて私の方を見るのですが、その迫力たるや、私が舞台とかで意識的に放つ目力ビーム(ホラー映画のキャリーとリングの貞子の目を真似)をはるかにしのぐもので、私は「これは大したモノだ」と思いました。試しにそばにいた幼児、甥の子1号となぜか女だてらに迷彩パンツをはいている二才の甥の子2号に、「真似してごらん」と私が睨んで三白眼にして見せたのですが、1号は懸命に目を開いても黒目が上を向いてしまい、2号に至っては睨めといってるのに、目と口を大きくあけて両手を上げて「ヤーッ!」とか言ってしまい、二人とも、目力審査を通過できなかったのです
が、生まれたばかりなのに、存在感のある目力を持った3号に「これはいい!使える」と思ったのですが、簡単にいうと目つきの悪い赤ちゃんな訳です。甥の子1号は五月人形あるいは時代劇の子役のようなアジアンなカンジで、2号は女の子だけど荒削りでフリフリスカートではなく迷彩パンツが似合いそれぞれのパーツも丈夫に見えて迫力があります、そして3号はチビチビなのにホラー流し目をすでに体得…。大叔父の私的には三人それぞれに、適した情報を生長と共に随時、渡して行こうと思います。これも簡単にいって、それぞれイジルだけの話ですがね…。



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