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2009年5月の日記
 
2009年5月31日(日) 23:15

モリノス

「悩めるイケメン」。私の友人Kの息子が、就活中…。彼は日本の大学を出てからハワイに留学、語学と医療を学ぶというのは口実で、もっぱら波乗り野郎なカンジで修学期間が終えても、ハワイに残りアウトドア三昧で過ごしていたが、さすがにもう戻って来いという事で、帰国…。当座しのぎで仕事を探すが、面接の度に同じ事を聞かれ、困惑…。どこに言っても聞かれるのは「瀬川瑛子に似てますね」との事…。Kの息子は演歌ファンでもなく、今時の若者なので、瀬川瑛子と言われてもピンとこず、ネットで瀬川瑛子を検索して愕然としたらしいです。自分でも瀬川瑛子に酷似しているのを確認してしまい、それ以来、髪型を変えたり眉を変えたりしたが、どうこうしても、面接の時には「瀬川瑛子に似てますね」と言われてしまうそうです。別に瀬川瑛子に似ているからではないと思うのですが、中々仕事に恵まれず、本人は自分が瀬川瑛子に似ているから面接に落ちるんだと、プチキレヤサグレている様子との事。さらに友人Kまでもが「瀬川瑛子に似ていると就職に不利なのかしら?
」と瀬川瑛子さんに失礼な発言をするのです。私は興味を覚え、息子の写真を送れと言ったらしばらくして写メが届きました。身長も高く小顔でスタイルもよく、顔のパーツもハッキリしていて、どっちかいったらモテるタイプだと思うのですが、写メをズームにして見ると、トロンとしたドングリ眼、ポアッと緩んだ口元、確かに瀬川瑛子に似ているのです。イケメンなのに瀬川瑛子!。私はK及びその息子には悪いが大笑いしてしまいました。しかして、本当に瀬川顔が就職に不利なのか否か、写メにて人相を見てチャネったのですが、私のイメージは瀬川顔イケメンが就職に恵まれないのは、彼の本心がまだ日本で地に足着けて働く意欲はなく、仕事には結びつかないが、まだやりたい事、夢があるのでは?。とカンジ、その旨友人Kに申したら、「確かに、父親とか、おじい様おばあ様が、とにかく社会人になれと切望しているので、本人もしぶしぶと帰国した、自分には言わないが何かやりたい事があるらしい」との事…。私的には本人がやりたいことがある限りは自己責任で夢を追うべ
きだと思うので、焦って向いてない仕事先に入り、日夜瀬川扱いされるよりも、本人が自分のやりたい事から自分ができる事を自覚した時が、就職する時期だと思うし、今、強引に就職させても続かないと思う…。と占い師めいた意見を言ったら、友人Kは「そんな悠長なカンジで待ってられないワー」などと鼻にかけた声で言うのですが、その声がくぐもってまったりしている瀬川瑛子の声に似ているのです。骨格が近いと声まで似るのでしょうか?。思えば友人Kも瀬川顔タイプなのでした。で、私は息子の瀬川顔は置いといて、息子が何をしたいか談義し、まだ決まってないなら、それを見つけてからでも遅くない、思うと言いったら、受話器の向こうで友人Kが息子に対し「アンタ!、私とかパパに言われたから就活してるの?、まだ何かしたい事があるの?」と大音声で聞いた気配がしたら、これまた瀬川瑛子の声を低くした感じの鼻声めいた声が聞こえ「あー、あると言えばあるんだけどー、金にならないしなぁ〜」などと物真似か?みたいな瑛子ボイスが聞こえました。で、近々、こ
の瀬川顔イケメンのお悩み相談を受ける事にしたのですが、モチロン真面目にセッション致しますが、私的には直に瀬川顔イケメンを見るのがどんだけ瑛子なのか、確かめたくてワクワクしている次第です。



2009年5月30日(土) 23:05

モリノス

「マスクで車内」。大分回復したとはいえ、まだ咳が治まらない私…。帰宅の電車内にて「ゴホゴホ」と咳き込みでもしたら、昨今の時勢もアリ、車内の皆様には御迷惑かと思い、マスクをして乗車しました。すると今や初夏を彩るに欠かせないファッションアイテムのように、様々なマスクピープルがいたので、私も「お仲間がいる」と一安心…。で、盛り盛りヘアにマスクの男子の右隣りに座ったら、次の駅で、固いスーツな中年女性がこれまた厳重なマスク装束で乗り込み、私の右隣りに座りました。向こう正面の車窓には、盛り盛り若者、ロン毛にメガネな私、古いお雛様みたいなキャリアガールのなれの果て的な女性でマスクトリオが結成されたように映っていました。その時に不覚にも私は「グハッ、ヒュルリーグホッグホッ」と湿った、この場では最もしてはイケない湿った咳を連打してしまったのです。左側の盛り盛り若者は、心配そうに私の方をみて同病哀れむ的なカンジで私に「大丈夫ですか」みたいな視線をくれたのですが、右隣りのスーツマスク女は、私のしわぶれた咳を
聞いた途端にスックと席を立ちマスクしてるのに口元を押さえて、違う車両に移動していきました。どうやら、この女性は風邪を引いているのではなく、引かないために防止策としてマスクを装着してたのに、横に座っていた私が、よろしくない咳をしてしまったので、こりゃたまらんと逃げ出した様子でした。なーんかカンジ悪いなと思ったので、帰宅してから、二人の友人に電車内で疫病扱いを受けてショックだったし、プチ迫害されたカンジがすると愚痴ったら、友人達は、「自分達も、そんな咳をされたら、同じ行動をとる」と言われました。仕事をするにも遊ぶにも健康でないと円滑に事が進まないし、電車内で見知らぬ輩から、感染するのはイヤだろうから、マスク女性のとった行動はこの度は英断だったのではと、諭されました。不況の世の中、ただでされ仕事をするにも大変なのに、この上体調崩したらお話にならないので、用心のために、いかにもイヤな咳をした私を牽制したのでしょう。で、最初はなんてカンジ悪いおばさんだよとプチご立腹したのですが、彼女の気持ちも理
解できた気がしました。治りかけの私ですが、6月6日にはプロレスの興行に出演する予定があるので、それまでには復調しなくてはと肝に銘じた次第です。て事で、この一週間は、せいぜい養生しようと今更、思った次第です。



2009年5月29日(金) 23:38

モリノス

「女茶藝師の災難」。茶友Tから、切羽詰まったカンジで携帯アリ…。なんでも、自分が持っていた茶葉がほぼ全滅したので、当座しのぎに私の持っている茶葉をわけて欲しいとの事…。私は茶藝の作法は行き当たりばったりなのですが、ありがたい事に、貴重な茶葉は沢山いただいていて最近は日本の茶館に行かなくてもすむほどかつ、極上モノばかり持ってるので、茶友連中から、プチひがまれているですが、Tはそれは真面目に茶藝に精進し、台湾あたりでライセンスを取得、さらに道楽が高じて、有田焼とか伊万里とかで、薄手の茶器一式オーダーしたり、もちろん茶葉も貴重なモノを持っていて、同じく茶友連中から茶女王とあだ名される極めた人なのですが、彼女は、野点用として茶具一式と茶葉を収納できる、ボックスを、とあるラグジュアリーブランドの、ボックス型のシューズケース大と小に間仕切りを入れて、茶会に持参したそうなのですが、ここ数日の湿気と新品の野点ボックス二つの臭いが中に入れておいた茶葉にうつり、さらに茶器やら茶巾までもカバンの革の匂いが染
み付いてしまい、こともあろうか防水加工してないカバンから漏れた雨水が、中の茶葉に少し進入して、とにかく使い物にならないという事態になった様子です。茶葉は脱臭効果は抜群ですし、新品のカバンは匂いも強いですから、湿気と匂いにすっかり中身はヤラれちまったカンジなのです。お洒落でバブリー野点セットをキメたつもりが、全て裏目にでたようです。私は「好きな茶葉とりに来な〜、お代はいらないよ〜」などと、カッコイいことを言ったら、ものの30分もしないうちにTは事務所に到着。明日から明後日にかけて夜噺があるので、お茶当番のTは茶女王の意地にかけて東京の茶館の茶葉で間に合わせることを潔しとしなかったのでしょう…。私は欲しいだけTに茶葉をあげたのですが、Tは立ったまま頭が床につくのではと思うくらいに「ありがとう〜」と言いいました。さらに「私はライバルをモリノスだと思っているので、本当だったら貸しを作りたくない」的な事を言うので「ティークイーン様からライバルとおっしゃっていただけるとはありがたき幸せ」などとおど
けて言い、彼女は事務所に置いてある私の茶器で、私がわけた茶葉を吟味し、茶女王に相応しく貴重なモノの中でもさらにグレードの高いモノばかりを選んで、大事そうに密封缶に入れて帰りました。道楽はじめたら金は天井知らず。さらに師匠がいたら間口広くて出口は狭い。私にとって茶藝とは、茶友とおにぎやかに四方山話をして美味しいお茶を飲み、皆さんでホッとするための手段なのですが、Tのように突っ走ると、楽しみから苦しみになっちゃうんじゃないの?とプチ心配もしましたが、こんなトラブルも茶藝に熱中してるT的には実は楽しいものであり、後々、武勇伝として語るんだろうなと、思いつつ、Tが入れて残っていたプーアル茶をすすり、小糠雨ふる窓の外を、ゆったりと眺めたのでした。



2009年5月28日(木) 20:58

モリノス

「新手の広告メール」。私は普段PCを使う習慣がなく、もっぱら携帯で用を足しているのですが、それでも週に二回程、PCのおびただしい数の受信メールを確認するのですが、いかがわしいDMの中に、稀に普通に私宛のメールが混ざっているので、全部削除せず、一通り題名(?)はチェックしています。この度ざっと目を通しつついらないメールをバシバシ削除していたら、「因縁、除霊、願望達成、霊障」なる題名のメールを発見…。興味本位で開封すると、出会い系サイトの広告っぽいのですが、よき出会いを求める前に、自身の持っているトラウマとかカルマを浄化、ヒーリングして、エネルギーを光と愛に満ち溢れた状態で、貴方と設定されている運命の相手を御紹介します。さらに、好きな人を自分に振り返らせる祈祷もアリ的な内容なのです。…。「なんだこれ」と薄気味悪くなった私は、さっさと削除したのですが、昔から、私がドン引きかつ潔癖なまでに受け付けない類の、留守電とか「貴方と私は前世でエジプト人の恋人でした、満月がピラミッド群を照らす中、私達は
ピラミッドの間をラクダに乗って歩いています。また巡り合えましたね、ガチャリ(月の砂漠か?)」とか、メールに「守護霊に言われて貴方にメールするように言われました。トルマリンのブレスレット着けるように」「貴方の肝機能が低下していると上からメッセージがありました、なんちゃら神社の気を貰うと治るそうです」的な類のモノを思い出し、この心霊出会い系サイト(?)にしても、私を無駄に不愉快にさせる留守電とかメールの発信ピープルも、悪意はないのだろうが、突っ走りスギでついていけないと思い、少し前までの私でしたら、ブッキー留守電と奇天烈メールについては、職業上当たり障り無い返答をしていたのですが、最近は加齢のせいか、発信者ピープルの御好意に対しては失礼かもねと、思いつつ、ソレ系の留守電、メールに対しては御返事申し上げない事にしています。その結果、昨今私は夜の電話は、特別私が話したい人意外は、御返事を翌朝、夜にいただいたメールも、私が興味がある内容以外はやはり翌朝に御返事申し上げるようになりました。すると夜
、布団に入りながらも携帯をポチポチ押してたり、オチる前に電話に出て寝ぼけトークする事が無くなり、静かな夜を過ごせるようになりました。以前の私は24時間営業めいた所がありましたが、セッションルームから出た途端にモリノスモードを解除して、普通の中年男に戻り、夜は電源を落として休むカンジになりましたが、常に気を使いスイッチオンより、1日のうちオフもかなり大切と実感しています。って事で、ネオン夜景好きな私なのですけども、段々、自然光をラウンジで愛でるの好き派に変わっていくかもしれません。いずれにせよ、インドアには変わりないですがね。



2009年5月28日(木) 0:04

モリノス

「音声チェック」。青山一丁目駅を降りて、地上にでると約20メートル先にスタッフ白石さんが、歩いているのが、見えました。私はふと「先週から風邪を引いて、週末は寝込みをキメ込み、極力声を出さないようにしていたが、今日休みがあけて、久しぶりにお客様の前で喋るので、鼻声になっていないか?、声が割れていないか?、前方に歩いている白石さんに大音声で挨拶をして試してみよう…、しかして病み上がりなのでこの長い距離だと相当大声を張らないとならぬ、無理してまた声を潰してはいけないので、もう少し至近距離になったら試そう」と思い、やや早く歩いて、白石さんとの距離をだいたい10メートルまで縮めて「白石さーん!おはよーうございまーす」と声を張って言ったら、その時に昼時の青山を歩く街人連中は固まり、私ではなく白石さんを街人達は一斉にガン見しました。前方の白石さんは、ビクッと髪が振り乱れて体がプチ痙攣したかと思うと、何故かその場でピョンと跳び着地、その反動で路上半回転ジャンプをして後ろを振り返り、鬼のように眉間に皺を
よせ「モリノスさんっ!、あなた元々声が大きいのだからっ!、もういい加減にしてくださいっ!」と怒られました。私は「いやー、風邪で喉やられたから、今どんだけ声がでるか試したくて〜」と言ったら白石さんは「そんな事、私の名前をよんで確かめないでくださいっ!、胸に名札つけて歩いているより恥ずかしいっ」と、一緒に同伴出勤しようと思ったのに、白石さんは足早にイヤシロチに向かいながら「声の音量試すのは私は一回でいいですからねっ!」と釘を刺されました。が、私的には「ああ声が戻ったフフフ」と一人悦に入ったのですが、白石さん的には、いい迷惑かつ、お昼時の青山街人を恐れおののかしたのには私はプチ反省しつつ。今度は、スタッフ金田さんとか、林さんとか、ロコスさんと路上で遭遇したら、またやってみようと思いました。変?。てことで、大分体力も回復した私でした。



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