2009年8月31日(月) 0:48
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モリノス
「ジャージで外出な日」。イヤシロチ青山のスタッフ白石さんと打ち合わせをするために出かける支度をしていたら、窓の外は台風の影響か小糠雨…。何を思ったか私は、会う人が身内みたいなモノだし、外は雨だし、私は傘を持つのが嫌い(びっこの私は片手がふさがると怖い&傘とは己がさす物ではなく、さしていただく物という貴人意識が無駄にあるから)なので、小雨程度で塗れてもいい服を考え撥水即乾機能満載のお稽古着に着ているアディダスのお洒落ジャージ(タイトで、マイクロミニ丈のスカートのついたモノ横に白線三昧)という運動着にゴルチエのチュールのジャージ上着を着てVな帽子をかぶり、サングラスをして、外にでました。途中で投票に行きましたら、黒ずくめ、目深帽、サングラスにびっこの私を見た投票所のスタッフは、激ドン引き。帽子と眼鏡を外しなさいと言いたいのか、目と足が不自由そうなので介助すべきか、迷っている様子ですが、 私にはなにも言ってこないので、雨でグッショリ濡れた暗黒ジャージ上下に目深帽にサングラスで、居並ぶ立会 人的なジーサンバーサンは私を見ず下を向いたままなカンジで投票所を後にしました。雨は強くなり体はグッショリ濡れ濡れで駅まで向かい、電車に乗ったらエアコンで体が冷えるのではなく、撥水即乾素材がイイカンジで作用し、終着駅につくころにはすっかり乾いていました。白石さんと合流しあれこれと談義していたら。白石さんが「子猫達どうしました?」と聞くので(昨日、貰い手を探している二匹の子猫の写真を白石さんに見せた)、「いや〜、まだ見つからなくて」と言ったら「見るだけ見てもいいですかね?」と聞くので打ち合わせを中断して、太陽子がお世話になった猫屋敷の友人の元にいる今年またひらっちゃった子猫四匹を、見に行く事になりました。白石さんは見たら飼う事を予測して、ゲージを買ってました。暗黒ジャージを着た私は猫屋敷の女主人を白石さんに紹介し、雑談…。まんまと白石さんは子猫の放つプリチー光線にヤラレ子猫二匹、引き取って帰って行きました。残された私はジャージでゴロリと猫屋敷の猫達をいじりまわし、一人悦に入り、猫屋敷の友人 I井さんとI本さんと、まったく夏は子猫と御縁がある。弱ってる猫を見ると反射的に引き受けてしまう。だが、今や猫人口20匹超え…。これからはうかつに引き受けてらんないよねなどと夜更けまで談義しました。この家は手を伸ばせば猫に触れるという(それだけおびただしい数の猫がいる)私にとっては癒えスギ空間なので、ジャージの膝に猫を抱いたり、背中をナデナデしながら始終猫談義に花が咲きました。夜も更け、猫屋敷からタクシーに乗ろうとすると反対車線からUターンしてくれる奇特タクシーがあり、乗車したら運転手「お客さん男だったんですか?、背が高くてスタイルのいい女かと思ったのに…」とプチガッカリなカンジでした。夜目にレディスのセットアップしかもスカート着き…。運転手も勘違いもわかるような気がしせめて「雨の中ウォーキングで疲れてタクシーに乗るオバサン」に思われなくてよかったと思いました。ふと1日を振り返ると、白石さんと気軽に打ち合わせするし雨だからジャージ着ていったら、突然白石さんは子猫二匹貰っていってしまうし、 私は投票所では警戒され、帰りのタクシーではガッカリされるという。不思議な1日でした。
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