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2009年9月の日記
 
2009年9月30日(水) 20:06

モリノス

「ラストラン」。長年お世話になった、イヤシロチ青山での生活が1ヶ月を切りました。先日この日記でイヤシロチ青山での セッションが10月24日(土)までです。と告知し、その時の私の文章表現が曖昧かつ雑だったようで、プチ物議「モリノスさん占い師辞めちゃうの?」とか、後は同じように占いのサロンを運営している方からのお誘い、なぜかタレント事務所っぽい所からの所属のオファー…。で、私を置き去りに色々と噂が一人歩きしているのですが、当の本人はプチ浮かれていて、自分のペースで、落合を拠点にしてまったりリーデング。あるいは出張でお誘いを受けてる地方のお客様からの依頼をお受けしたり、時間ができるので、両足ダメにしときながら、久しぶりに体作るかとか、フィクサーチックに暗躍したいクフフなどと、箱を失うのに、今後の自分の展開にワクワクとガン上がりしています。ですが、専用部屋まで支度していただいて特別扱いされていた私は、それそう応に寂しさは否めません。原宿〜の長いサロンとの御縁が終わるのは古巣が無くなるようで
、ウルッときます。ですが、あと少し、イヤシロチ青山でお会いするお客様との御縁を大切にしていきたいと思っています。で、私はモリノス部屋を与えてもらっていて自作の花器があり、毎週一回その器に生花を活けていたのですが、その花器もイヤシロチ青山終焉と共に破棄しようと思ったのですが、稚拙ながら作った花器二つは、案外大作で、いつも私がセッションをしている時によき気晴らしになった物なので、なんだか愛着もあり、どなたか、私お手製の花器を貰って使ってくれる方はいないかと思っています。長筒型の花器「上昇」丸型の花器「円」、もしどなたか使って下さる方がいらっしゃったら、差し上げます。御希望の方はサロンまでお電話くださいませ0334700904です。さて!10月を迎えたら、モリノス装束豪華版で、気合いを入れて鑑定させていただきます。イヤシロチ青山を引く私の花道を飾るため、応援お願いします。っていうか、最後の日は、のっけのお客様から、ウルウルモードになってしまうかもしれませんが、鑑定には支障ありませんので、御安
心して予約いただけたらと思っています。



2009年9月30日(水) 0:14

モリノス

「弱肉強食だったら…」。2月から着工し、下顎を前に出す期間〜途中治療中に歯が欠け長き仮歯期を経て、この度、本歯が仮に止められ噛み合わせ調節期に至り9月が終わろうとしています。完成した新しい前歯は素敵な仕上がりで満更でもない気分だったのですが、新しい歯を見ると元々自前の歯と比べてみるとなんだか見栄えが悪いカンジがして、その旨、友人Sに申したら、Sいわく、前歯を失った原因は事故でも怪我でもなく、フランスパンをカジったら前歯大破…。そして右股関節も削れ、歩行困難かつ萎縮…。さらにこの度は左足首骨折…。これまでの間にも舞台本番中に肋骨にヒビ、少し前は胸椎圧迫骨折…とにかくモリノスは骨がダメダメ過ぎ、しかも口と両足をヤラレちゃつてるとは、これがサバンナ的な所だったら、過酷な生活を送る野生動物に秒殺されるだろうと毒を吐かれたのですが、長い友人Sの言い分はなんだか合っているような気がして、ひとつも言い返す事ができませんでした。がSは、骨をダメにしてるのにしれっと生きのびているのは、やはりゾンビ体質な
ので、今後もあちこち折っても、モリノスなら生き残るかもね?と皮肉よりな慰めをもらい。私も調子に乗り、これからもどっかの骨折よかかってこいやと、無駄に息巻いてみたのですが、基本中の基本は病持ちの年齢にそった生活を送れば、剣呑な事は起きない訳で…。自分って骨折とか変な病になるのが好きなのかも一人ガチSMか自虐気質があるなと、自覚めいた胸騒ぎがしたのでした。



2009年9月28日(月) 21:22

モリノス

「ZED」。舞浜に常設している、シルクドゥソレイユを観て来ました…。のっけから、高い天井から体にリボンを巻き込んで命綱ナシの人が高速落下…。それからは次から次へと人間とは思えない技連発でショーは進んで行きます。出演者は道化のメイクを施し、ほぼポーカーフェイスで紙一枚間違ったら死んでしまう演目を続けて行きます。人間離れして大技の連発に私は毎度ハッとしてジーン感動感涙し、他人様なのに酷使した、首肩膝足首に目が走り何故か安全確認してしまいます。しなかやな肉体と筋肉を持つ出演者はまるで絵に描いたような姿で、荒技をこなしていくのですが、技をキメる直前に瞳にナニか特別なエネルギーが集まり、瞬きをするのですが私には「神様…」と無事に出し物が成功するように祈っているように思いました。なんといっても失敗したら、オシャカあるいは大怪我につながる訳で、キャスト陣の集中力は劇場を支配し、幻想的なその様式美は「生死の背中合わせ」「危険な究極の美」に満ち溢れ、神からもたらされた肉体以上のモノに挑戦しているかのよう
にカンジました。上演前、劇場入口に続く道はダラダラ坂で、蟻のたかりのように観客達が歩いています。私はまだ左足が完治していず、人混みと坂道を登るのに怖じ気て、ままよと思い、劇場係員に「この坂道を登れないのですが、他に入口はありませんか?」と訪ねたら、ではこちらからと、劇場下にある扉が開かれると下にはレッドカーペットが敷かれていて、その先には関係者専用エレベーターがありました。どうやら、この入口はハンデキャパーとか、業界人、VIPが利用できるエレベーターの用で、係員に厳かに案内され、エレベーターに乗るとなんとロビー内に到着し、まったく並ばすに座席に座る事ができました。殿様扱いを受けた私はかなり満更でもない気持ちになりショーを堪能し、帰りも同じく、そのエレベーターに乗せていただき、係員にドアまで開けてもらうというチャホヤ特別扱いにアゲアゲになった私ですが、本来の劇場出入り口ではない所から出た私は、観劇後、駅に向かう人々の「あの人誰っ?有名な人っ?ていうか知らないし」みたいな、おびただしいガン
見を受け、それまで王様モードだったのに急に、コソコソとその場から退散したのでした。さらにその後は近くにネズミ屋敷及びその関連グッズ店があるというのに、関心を示さず、お小遣いを貯め、お洒落して楽しそうにネズミ屋敷に向かうカップルとか民草諸君を見て「今世において、終ぞ甘やかな目的で、舞浜の地を訪れることはなかった人生」だったとモリノス様は愁い、ではホテルジャンキーの私的に、ニョキニョキと建立されたネズミフアン仕様のホテルを数ヶ所巡ったのですが、外装豪華だけと安普請ナンチャッテラグジュアリーホテル&ドレスコードまで気が回らず、ネズミマークのバッグを片手にロビーで疲れ果てグッタリしてる利用客を見て…。やっぱ、メインはネズミなので、その他のこしらえまでは気が回んないよね〜と思いつつも、恋人のため家族の為に、ネズミ屋敷を満喫する為にこの不景気であるのに、パッツンパッツンの予定を組んだ利用客の皆さんに同情した次第です。



2009年9月27日(日) 21:12

モリノス

「不意打ちに合う…」。甥の子1号に意地悪をしていました。甥の子1号の玩具、ミニカーを取り上げて、幼児の手の届かない所まで上げてしまったり、手を巧みに操り、ミニカーを右に左に手妻のように見せたり隠したりと、甥の子1号を混乱させ、幼い困った顔を見て「うひひ」と思いながら、小さな手で必死にミニカーを取り返そうとする様を見て、一人悦に入っていた所、幼児なりにプライドもあるようで、「返して」とも言わず、泣きそうになるのをこらえてミニカーを捕らえようとした甥の子1号は、業を煮やし、いきなり「シユッ」と風を鳴らしローキックで私の左足の向こう脛に足を当てたのです…。予想外の行動に、私の腰は落ちかけ、骨折した左足に鈍痛が走りました。「チッ!不覚だったわい」と思い、負けを認めた私は素直にミニカーを甥の子1号に返し、シオシオと自室に戻り、左足を撫でたのでした。無念…。



2009年9月26日(土) 22:22

モリノス

「御報告」。突然ではありますが、イヤシロチ青山、10月24日(土)を持って、閉店する事と相成りました。イヤシロチ青山の活動は今後沖縄へと移ります。思えば早いもので、原宿ニューエイジセンターからイヤシロチ青山へ移転し八年の歳月が経過しました。私は原宿時代にボスに拾っていただき今に至るのですが、自分が腹に決めた事は、どこの馬の骨ともしらないしがない私を引き受けていただき、「盡田モリノス」をプロデュースし続けて来てくれた、ボスとサロンには言い尽くせない愛を表します。原宿〜青山までのこの時間、色々な出会いがあり、別れもありました。私はボスに対する尊敬と感謝の気持ちを常に心に持ち、ボスがこの稼業を続ける限りは仁義を通し、お供しようと誓っていました。ですがさすがに沖縄までの道行きは遠く、ここで卒業をさせていただく事に致しました。また、原宿時代から今まで「盡田モリノス」というボスが作り上げた作品を支持し支えて下さったお客様方にも、この場を借りて御礼申し上げます。 本当に有り難うございました。今後
の展開は、決まり次第、随時この日記で報告させていただきます。で、ここから前世女郎の私の意見…。ボス?お店が終いになっちまうんでありんすなら、あちきも、今更よその店に鞍替えして左褄を取るなんて野暮はいいませんえ、占い屋大店老舗の終幕と共に、あちきも「モリノス太夫」の看板も降ろさしていただきますえ。えっ?、じゃ〜今後どうするのかって?。御安心してくだしゃんせぇ〜、お陰様で衣装も部屋も自前で持っておりますゆえ、ゆるゆるとタロットカードを持って、イヤシロチ青山の魂を背負い、風の吹くままに、水の流れるままに、「新生盡田モリノス」として、独自に占い稼業は続けて参ります。思えば、無粋な止め方した太夫、鼻先人参につられ見不転に落ちた太夫、売れずに鞍替えしたコケもおりんしたねぇ…。ヤクザな占い稼業ではありんすが、あちきは最後まで、日本一の店に居座ったという誇りがありますのさ、その意気地があれば、これからもなんとかなっちまうと思いますんで、どうぞ安心して遠く琉球の地でボスらしい暮らしをしてくだしゃんせぇ!
。って事で、10月はイヤシロチ青山お別れ月間御礼奉公プチスペシャル企画として、私が原宿で着用していた制服「ゴルチエ装束完全復元」といったカンジで、10月はイヤシロチ青山に出勤するときは、総額チャラい車あるいは中古マンションの頭金くらいなこしらえでお客様をお迎え申し上げます(無駄なこだわりナルシー自己満)。さらに、イヤシロチ最後の10月24日に、セッションをお受けになった方には、私の愛用品、ロザリオ、パワーストーンその他をプレゼントさせていただきます。さらにさらに、24日、ラストオーダーされた方には、私の体の一部と言っても過言ではない、使い込んだエノキアンタロットカードを進呈致します。さてさて、イヤシロチ青山の最後のセッションをお受けになるのがどなたなのか、今から楽しみにしています。って、使い古しのタロット貰って嬉しいかどうかは別なんですけど…。ともかくイヤシロチ青山は終わっちゃうけど、10月から出勤の時に何を着ようか萌え萌えしながら思案している私なのでした。10月は私の誕生日、新しい年
を迎える前のこの展開、エンディング&ビキニングなカンジで、閉店して寂しい反面、これからの活動になんだかワクワクしてる私なのでした。



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