2010年6月29日(火) 0:44
|
モリノス
「聞かれたから…」。梅雨真っ盛りの蒸し蒸しな夜、友人達と夕食をいただきました。四方山話は咲きに咲き、一通りの談義が終了した時、誰かが怖い話を聞きたいと言うので、私は「では…」と、これまで体験した「怖い」という類の話を怪談〜ストーカーまで、ガチ話をいくつも、機関銃トークをしたら、卓を囲んでいたメンバーの顔から色が消え、眼も褪せドヨーンとした雰囲気になり、「なんでそんなに恐ろしい話を聞かせるのか?、帰り一人じゃ帰れないよ」とブーイング。私はシレっと「だって聞きたいって言うからとっときのを話したんだけど〜ニヤリ」 と答え「幽霊の類は死人に口ナシなんですから、命まではとられまい、それより生きてる人間の方が最近は幽霊が裸足で逃げるほど色々と怖い事をしてるじゃありませんか」と分別臭く言い、「ああ、そう言えば、曇天の夜空から現れる月にムーンボーがかかっているのを見ると、己の悪行の数だけ災いがもたらされると言う」とウソを言ったら、夜更け長居した店を出るとドンピシャな曇天、夜空に薄明かりが見えやがて 月が輝きその周りに七色のムーンボーがかかっていました。その旨皆様に伝えると。全員空はみない足元見て帰るっ!。との事でした。私のウソ話ごときでいい大人が、夜空も見れないって…。あんた達どんだけ悪行三昧なんだよと、プチ呆れた次第かつ、逆にみんな素直だなあと思った次第です。
|