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2010年8月の日記
 
2010年8月30日(月) 22:46

モリノス

「熱いっ!」。残暑厳しき折、都内某所広大な森の中、超久しぶりに茶会があり茶藝をさせていただいたのですが、用意されていたのはペイ(餅、プーアル茶半発酵で茶葉を餅状に丸めたモノ、ビジュアル的には馬糞に見える)で、私はナイフで滝汗かきながら茶葉を削り、劣化した所を削り、純度のよい所を集め熱湯をくぐらせた蓋腕に必死で削ったプーアル茶の茶葉を入れ、洗茶をしようと茶器をつかんで「ギヤーッ熱いっ」。久しぶりに熱い茶器を触った私は不覚にも声を出し、失笑をかいました。が、お席にいるマダム達は「実際熱いもの当たり前だわよ」と慰めてもいただきました。言い訳は二つ、忙しさにかまけ茶藝の自主練を怠った事。そして今年の夏は沢山の人を触診し指圧をしたので手指が温度に敏感になっていた事が予想されました。やはり日頃の精進基礎を反復しないと、せっかく学んだ事を無駄にするという事を今更痛感しました。そんな事を言っても習い事道楽飽和状態の私は、体がいくつあっても足りない。どれも習った事を無駄にするし、かと行ってどれも興味があ
るので、どのお稽古にも未練アリアリ。プチジレンマな私でした。


2010年8月29日(日) 23:54

モリノス

「国技館へ行く…」。のっぴきならぬ渡世の縁により、お近づきになったプロレスラー健想選手に招待いただいて、両国の国技館で開催された全日本プロレスの興行を観戦しに行きました。国技館といえば国技なんですから相撲仕様…。試合の前から面白い会場の作りにハハァ、ホホゥとキョロキョロと見学。そして健想選手の奥様ヒロコさんに誘われ、客席へ…「!」モリノス枡席初体験…。和仕様の会場でプロレス観戦って、歌舞伎座でバレエ観るカンジ?。などと思いつつ靴を脱ぎ、飲み物などを手にくつろいで開戦を待ちました。思えばここ7年強、プロレスといえば出るモノで、全編を客席で観戦する機会は超久しぶりで、モリノスお客モード。リングで展開される戦いに「危ないっ!」「気をつけてっ!」「首から落ちてるっ!」などと心配で胃がキリリと痛むようでした。今更ながらプロレスって危険だねなどと思った次第です。休憩中、スッカリお客モードの私は、スモーキングエリアで紫煙をくゆらせていたら、誰かが「あっモリノスさんですよね!」と声をかけられました。暗
黒シヤーマンメイクをしていない私は、いきなり動揺…。「なんで?どうして?、スッピンなのにわかるの?ガーン」と心折れ、声をかけてくださった方に「今日も暑いですね〜夏バテなどしませぬよう御自愛くださいね」などと凍てついたスマイルしどろもどろでお話し、そそと客席に戻りました。久しぶり最近から最後までプロレスを観た私は「レスラーは、好き好んでこんな危ない仕事を選んだんだろう?そしてなんでそこまでガンバレるんだろう?怪我とか心配なんだけど?」と思いつつ、アレっ?。そういえば、たいしたボリュームで出てる訳ではないけど、デンジャラスマックスなプロレス組織に参加しているんだったよ自分と、人の心配より自分の心配をしろよと戒めた次第です。


2010年8月29日(日) 0:06

モリノス

「至福」。Nは、高校熱血演劇部の後輩女子。T氏は私が占い師デビューして以来の友人。邦楽アーティスト美女Tさんは原宿時代に荒川靜さんから紹介いただいて以来の友人。整体、リーディングを行うキュートなSさんはパフォーマンスを通じて知り合って以来の友人。NもT氏もTさんもSさんも長い付き合いだけど、その他のメンバーは初見のお目文字。私をのぞいて初対面であるにも関わらず、皆旧知のごとく「アハハ〜」ななごみ空間。この度はT氏とNに指圧教授を行う日で、そこにTさんとSさんが来店されたので、私は「指圧の勉強になるから二人ともT氏とNの実験台になって」と拝み、二人とも「いいわよ」といったカンジで、5人指圧大会となりました。私以外は見知らぬ者同社が、床に並んで寝てみたり、アブナい場所を指圧したりと、本来信頼関係とか親しくないと、ありえない事が落合のフロアで展開されています。私はその中で、ほんとに御縁の不思議さと、知らない人達だったのに、皆さんが話していくとなにかしらの接点があり世間は狭い状態になり。私的に
は意味の無い出逢いはないなと、今更ながら思い、初めて会った方々が、下心なくニュートラルで会話している様を見て、なんだか嬉しくもあり、幸せな気持ちになりました。ていうかそんなカンジで落合事務所は、御縁により集いし大人の遊び場っぽくなっています。


2010年8月28日(土) 0:44

モリノス

「生き恥指圧教室…」。それはそれは勉強熱心にせっせと落合まで私に指圧を習いに来ている、三姉妹の父にして鬼嫁改め聖母か女神かとみまごうようなよき妻そして母でありMの夫T氏と、ド根性演劇部時代のアラフォーカウントダウン女子後輩N。二人ともこの夏の期間で、駅前クイックサロンのヘタレマッサージ師よりはるかにレベルの高いテクを身につけました。Nは昨日の私の日記に書いた歯と口腔についての話題を読み、なんと可愛らしい後輩でしょう口腔の専門誌を持参し、「先輩っ!参考になったらと思い持ってきましたっ」とタテな挨拶。さて、この度は臀部の圧点のおさらいをと思い、二人に患部をわかりやすく触らせようと私はズボンを下げました。「!」。ガーン!ガーン!ガーン!。今日に限って私の着用していたパンツは、A一家の次女10才から貰ったミッキー○ウスのプリントさらに真っ赤…。えらそうな師匠じみている私的にT氏と後輩Nに、かのようなパンツを晒すのは生き恥、舌を噛んで死にます的な恥ずかしさマックスでしたが、T氏はニヤニヤ、Nはキ
ャハハーと笑い。私はプチ赤面しつつ臀部痛点の復習をしました。おしえも一段落し、私はT氏をイジろうと、「はいよ、これが落合での制服ですから」と、奇天烈系チュールドラゴンモチーフのシャツを渡し、強制的に着せました。とまどうT氏は恐る恐る、奇抜なシャツに袖を通します。その後ろ姿を見たNは「キャー素敵っトキメキ」とアゲアゲ。私も「イケてるじやん」と絶賛したのですが、T氏は奇天烈服着用デビューに怖じ気三昧オーラが風船縮んだようになりました。で、私とNは萎縮しているT氏にあれこれとポージングさせて写メしT氏の妻Mにドン引き前提メールしました。すると妻Mから速攻レスあり…。「いいじやない」と。で、私とNは「愛されているから〜」などとT氏を囃し悦に入ったのでした。


2010年8月26日(木) 23:58

モリノス

「歯談義」。ボイストレーニングとかボーカルレッスンを担当する、おしえもし、自らもアーティストとして活躍中の友人Xと談義しました。 私の今年の夏は皆様御存知のようにおしえジャージライフだったのですが、私が担当した子供達の中には(大人もいるが)、体の不自由な子とか高機能性協調性なんちゃらなんていう診断もらった子などもいて、ストレッチや所作をお稽古する筈が、パニックを起こして暴れちゃったり、いきなり唾とかかけられちゃったりして往生したり、きちんと筋トレとかして体ができてるのに片足でバランスがとれない、バレエ歴長いのに膝がおかしいなどの人がいて、私はその都度、首やら肩腰などを触り硬縮部位をほぐしては、レッスンしていたのですが、今思うに指導というより、生徒達の体を触っていた時間の方が長かったように思い、また私に体を触られ悲鳴をあげる子達はなぜか顔小さい歯並び悪い人が多く、私的には体を動かす上で奥歯って力を入れるとき(ジャンプとかターンの時)食いしばる訳で奥歯環境が悪いと逆にきちんとしたバラン
スがとれないような気がしていたのですが、今日Xがボイストレーニングを受け持った生徒の活舌とかブレスがおかしいので口を開けて見てみたらガタガタだったとの事で、お口がガタガタしちゃうと、体位をキープするにも発声するにもしんどいよねといった話になりました。私は愚鈍に歯にアプローチするのではなく、コリコリ部位をゆるめて指導してましたが、私もXも、まずは口腔の位置とか顎関節を治療してから練習した方が効率がよいよねという事になりました。最近の子は顔小さいけど口小さくトンガリ君で口は縦には空くけど横には開かない場合が多く、これって口や顎にストレスがかかっている子達が沢山いるという事が予想され、若いモンにおしえをする時にはまず顔と口のチェックをしてからでないと、レッスンで体を故障する可能性が高いから、まずは担当した子供達の口顎、ボディを観察してからおしえをしないと、子供達の体を壊しかねないので、注意を払って心さないとダメだよねと、気を引き締めた次第なんですけど、もう夏休みは終わりなので、テクよりボディ
チェックが肝心かもと思った時には、これまでみたいにおしえをする機会は減るので、微妙な気持ちになったのですが、Xとゆくゆく、生え抜き教授を集結し、子供達の体を声を故障させない「おしえ軍団」が結成できたらよいねと、プチ夢を抱いたのでした。


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