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2010年9月の日記
 
2010年9月30日(木) 23:08

モリノス

「文学派レスラーだった!」。プロレスラー大石真翔選手夫妻と食事をしました。大石選手夫婦と私の共通点は猫…しかも多頭飼い派。いつかしみじみ猫談義をしたいと思っていたのですが、この度実現しました。お互いに飼っている猫達の話にアッハッハ〜、オッホホ〜と盛りがった時、ふと何かの拍子話が本の話に移り、大石選手の趣味は読書と言うことを知り、しかも私が好きな作家も同じで、更に大石選手の奥さんもやはり読書好き…。いつしかコアかつマニアックな小説トークバトルになりました。私の先入観的には、イケメン若者レスラーはゲームとか以外は肉練ですとか、パチンコ、読むとしても漫画でしょうねと、プチ失礼なイメージを持っていましたが、大石選手の私を越える熟読知識を聞いたり、お金があったら本を買うんですニコリ〜(彼のバッグには分厚いハードカバーの本が入っている)としたカンジに、若いのに文字を読むたしなみがある事は見上げた事だわいと感心しました。そして、これからは大石選手とは猫話だけでなく、読書鬼話ができると思うと楽しみにな
ってきました。っていうか、鍛え抜かれたイケメンレスラーが、ダンベルでもなくハードカバー手にしてる姿って、案外イケてるんじゃないの?と思いました。という事で大石選手夫妻と遅くまで猫話読書話を満喫した今夜でした。


2010年9月29日(水) 23:36

モリノス

「畏れを抱くが点火された私」。私の洗脳により落合のスタッフの衣装が日々過激になっています。最近愛用の奇天烈服店の商品を、皆が着こなし、ついに普通人にして三姉妹の父でもある、パワーストーン職人であり私から指圧を習っているMr.TTまでが、奇天烈服を着て出勤…。ゴス&Vオーバー40デビューだてらにのっけから、袖無しにロンググローブ、グローブの先はフリルという男だてらに難易度高しなシーンを着ているのです。そこにド黒ロンスカアダムズファミリーなスタッフ白石さんも到着…。皆ゴテゴテバサバサといった暗黒装束で狭い事務所が更にかさばる事態となりました。私は「ちょっと〜皆さん私より目立つ格好をして許されるとでもお思いかっ!?。っていうか、今日の私の着てる服より貴方達の方が変態度高しってありえないっ!、っていうか負けてる気がするっ!」と、モリノス的生活の要であるキチガイスタイルを抜かされるという恐怖を覚えました。が、二人共にシレッとした様子…。私は勝手にお洒落極道負けず嫌いモード暴走し、奇天烈服屋に電
話…。「ウチのスタッフ達の服装がイってしまっているので、それを越えなくてはならないので、とにかく強烈なブツを用意しておいて下さい」と訳わかんない事を言い、Mr.TTと白石さんに勝手な闘争心を燃やし続けた私でした。という事で、落合の事務所を訪れる皆様、初老だてらにカブイたスタッフ達がお迎え致しますので、その装いを見世物小屋を恐る恐るのぞく感覚でお楽しみくださいませ。物理的に安心します。この人達に比べたら私はマシだと思うに違いないのと、石を投げたら人間ばなれした者に当たり見れますので変なお得感が味わえます。思えば今夏の灼熱地獄にて熱で自粛を余儀なくされた私の盛り盛り極着道楽魂ギアがいきなりトップに入った私でした。


2010年9月28日(火) 23:16

モリノス

「もうすぐ10月…」。夏が終わった途端に秋ナシで冬ですかなイカレ気象の昨今。私は灼熱地獄夏をバテずに痩せもせず熱も出ないで乗り切ったのですが、この温度差とか湿度は気圧は、病んだ体にイヤーな負担がかかり、体調夏対策から秋冬体調管理を考えなくてはと思っていたのですが、不自由な体でありながらも、うまいことしのいでいるので、このまま異常気象めいた毎日に対抗すべく、引き続き自己管理に気を使って行きたいと思っています。皆様もなにかとストレスも多い日常かと思いますが、御自愛くださいませ。


2010年9月28日(火) 0:39

モリノス

「梅蘭芳」。DVDで映画「花の生涯」を観ました。この作品が封切られた時は、映画館へ足を運ばなかったのですが(映画、覇王別姫・さらば我が愛の監督作品。彼の作品は長時間なので映画館に最後まで座ってられる自信が無かった)、DVD化されているのを知り即買いしました。さらば我が愛も花の生涯も、中国京劇界の人間模様を描いたモノなのですが、さらば我が愛では私が大ファンだった、故レスリー・チャンの熱演にて作品が狂気な領域に至り、芸事地獄変な雰囲気満載かつ哀しく心打つ作品でしたが、この度の花の生涯は実在した京劇俳優の実話で、史実をなるべく忠実に描いたカンジだったのですが画面を追って行く内に不思議な違和感を覚えました。主人公の京劇名女形を演じる俳優二人(青年期と壮年期)が、本当の梅蘭芳に見えるのです。ストーリーも大袈裟な仕立てになっていないだけに、余計に「梅蘭芳本人じゃないの?」と錯覚してしまいました。メイキング映像を見ると、梅蘭芳役の俳優には梅蘭芳が実際に着用していた舞台衣装を着させ、梅蘭芳に似た俳優を
起用、更に梅蘭芳の息子が所作と振付を担当しているという事で、映画というより21世紀スクリーンに稀代の名優・梅蘭芳完全復活!といったテイでした。そして若き日の梅蘭芳を演じたのが、数ヶ月前までハマっていた日中合作ドラマ「蒼穹の昴」で重要な役である西太后の側近の若き宦官役の俳優だったので、「あっ!春児なのに梅蘭芳だ!」と、違う内容なのに蒼穹の昴と話が混ざり(映画の中に西太后にまつわる話も出てくるし)、物語を把握し理解したいのに私の脳内では二つのドラマが混ざりまくりややこしくなり、二度続けてDVDを観る羽目になったのでした。


2010年9月27日(月) 0:23

モリノス

「落合スタッフの秋服…」。灼熱の夏が終わったと思ったら、秋の空は高く夏の余波めいた執念深い熱さをもたらす直射紫外線、そんな中にまるで比叡おろしのような寒風が吹き抜け、陰湿な雨が降るという、もう地球終わり説、おつかれ人類な昨今…。こんなイカレ陽気ですと着るものを選ぶのに苦心します。真夏服にちよいと厚手の上着でも着ればよいかなと思いつつも、涼しげな素材はもう時期的にどうかと?、しかして秋〜春までのゴスゴスVな重厚感のあるモノをフル装備したらまだ暑いでしょうし〜。さらに真夏期は滝汗対策で軽装だったのでワンシーズンぶりのぞべりモリノス装束を久しぶりに着込むのはなんだかしばらく着てないので、この年になり照れが生じ…。あれこれ考え、頭変形ポンパ、ビクトリア風フラワーモチーフのブラウスを地肌に着て、下はツルパンに総レースのスリップドレスを巻スカ変わりに身につけて。SMチックなジャケットを上から着ました。見た目は重いが素材は軽い装いに、恥ずかしさを覚えながら落合に出勤…。すると後からスタッフ白石さんが
来たのですが、ゴスなフリルセミロング丈のジャケットに、ワイルドな巻きスカ、インナーは露出系な、やはりこの時期に着るものを思案したシーンになっていました。一方Mr.TTは、寒くなったからと言い、重ね着の末に革ジャケットを着るという、備えあれば憂いナシすぎるよなカンジの出で立ちでした。皆口々に「着るもの困るよね今時期」と談義し、仕事終了。するとスタッフ白石さんが一目もはばからず、インナーを脱ぎ、黒のキャミ姿に(キャミだけど黒いブラにしか見えない)事務所でいきなり目のやり場に困る着替えしかも外から丸見えを始めました。スタッフ白石さん的には、外に出るのに暑いとイヤだから、キャミの上にジャケットを着ると言ってました。一方Mr.TTは、風邪ひきたくないからとの事で、その重ね着はいくらなんでも大袈裟でしょうといった装いでした。で、やおら白石さんが衣装を脱いでキャミ一枚になった時に私は「白石さん!、一応私もMr.TTも男性なんですから」と意見したら「あーらゴメンナサイ〜」と返事。ここで私もMr.
TTも男として見られてない説実感…。それはどうかと思いつつも、落合の秋冬物をスタッフそれぞれが毎回何を着てくるのか、楽しみになってる私でした。


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モリノスの部屋