| 戻る |過去の日記|
2010年12月の日記
 
2010年12月30日(木) 21:37

モリノス

「正月花」。実家の整体院の玄関に、お正月仕様の生花を活けました。毎年、地元のお花屋さんにて、花材を調達するのですが、飾る場所は小さいのに、盛り盛り満艦飾に活け込みゴージャスなんだけど、狭い玄関に鬱蒼と飾られるホテルの迎え花のごとくあるいは假○崎創作生け花祭りみたいなカンジになりおみ足、腰の悪い患者さんが入室される際に綺麗なんだけど、つかまる所ナシ、枝モノが体に刺さっちゃうかもねと、プチ危険なので、今年は例年の花材の半分だけ購入しました。これで筒状花器の一つで構成できる、よしよしと思っていたのですが、さてでは活けましょうと思った時に、ふと自室に、頃合いの金属製水盤とガラス花器があるのを思い出し、お花が少ない分、器でうまいことアレンジできないかと思いつつ、五つの花器に、アチコチ分割して活けてみました。…。結果花材は少ないのに花器が多いので、かなりお賑やかになり、綺麗なんだけどやっぱり、デカすぎといったカンジになりました。出来映えは満更でもなく一人悦に入ったのですが、結局花材が少ない多いお構
いなしで、デコデコするのが好きな自分あるいは、ド派手にしか構成できない自分だなとプチ戒めた次第です。モリノス生け花は引き算知らず…。とにもかくにも今年も無事に、いつもの年末のようにお正月花を飾る事ができたという事は、良きことだったと思った次第です。


2010年12月29日(水) 21:58

モリノス

「ゴースト・もう一度抱きしめたい」。私が二十代の頃に封切られたアメリカ映画「ゴースト・ニューヨークの幻」がリメイクされたようで、年末の仕事納めと私用の間に、スコンと開いたので、焼き直しがどんだけか?と興味を覚え、開演ギリギリの映画館に飛び込み観ました…。今夏に同じくリメイクで上映された「ベスト・キッド」は、元の作品を意識しつつもそれを上回り、ホホウと唸る出来映えでしたが、この度のゴーストは、草食韓流イケメンが恋人を失った悲哀、涙…、韓流ドラマスパイス導入にてベタベタ「貴方ねえ!、亡くなって幽霊になっちまった彼女に助けまくられてますけど、そんなヨワヨワで貴方の残りの人生は一体立ち直れるんですかねぇ〜」とプチイラっとし、またこのような、三次元と異次元の主人公が物語の中でひき立つには、初演時にインチキ霊媒師役で起用されたウーピーゴールドバーグのようなインパクト俳優を、じゃんじやん画面に出しまくらないと、ゴーストになってしまった人間を際立たす事は出来ないし、この度の再演ではウーピーとタメ張れる
、超性格女優の樹木希林を配役しているのに、なんで、チョコッとしか登場させないのだろう?。ていうか、夢オチ?。といささか残念な内容となってました。で結局、韓流イケメンが不幸な目に遭い、お気の毒でしたね。更にゴーストと化した恋人はやることやったら、セルフ昇天しちゃいましたね、どうか恋人の死を受け入れ克服できますように。と映画だてらに、本来のストーリーとは別の所で心配になった私でした。


2010年12月29日(水) 0:57

モリノス

「年末の赤羽にて感慨に耽る私」。忘年会真っ盛り、ネクタイオヤジ大ヨッパ祭りな夜の赤羽駅に下りました。ロータリーにはまだ夜更けではないのに、マグロ、あるいは有り得ない角度にひん曲がった体位、即身成仏じみた酩酊リーマンがオブジェのように駅前に転がっています。私はその泥酔ピープルをかき分けかき分け打ち合わせ会場に向かいます。前々から日記のネタにしている母校演劇部アラフォーOG、OBによる来年夏の演劇的表現にあたってのミーティングでした。これまでの会議では私が年長者で あり、態度のひとつもデカかったのですが、この度の集いでは私より上の先輩も参入。さらに一番下の後輩も参加。おのずと私は風下にそして一番下の後輩は、先輩諸君のお世話に回るのですが、その連携が見事で円滑な様子に、感心しました。この度は参加者が多い中での話し合いだったのですが、さすがは舞台経験者。サクサクと話は進行し、久しぶりに再会したのに、段取りがよく、私の後輩達も大人になり、芸事を生業にしているだけの知識と経験がスムーズに打ち合
わせの進行をなめらかなモノとなり、生産性のある談義となりました。そして母校に演劇科コースが開設されたとの事を知った瞬間に、キャスト陣が、それぞれのスキルがあるので、我先にと、俺が講師になりたいと志願する者達がいました。打ち合わせが終わり、飲み会へ…。近況報告やらこれからの段取りを話している内に、皆さん、アラフォーなんだけど、私の中では、高校時の制服姿の彼らの面影を見て「この子達も大人になったわい」と頼もしく演劇論を炸裂している輩を見ては、一人悦に入っていたのでした。


2010年12月27日(月) 21:37

モリノス

「修復される私…」。今年最後のPNF筋力トレーニングの施術に行って来ました。実は香港マカオの疲れを感じる間もなく、セッションそして、プロレス出演時に装着した、鬘や髪飾りの類がいつもより盛り盛りで頭が重く、翌日から首肩が固くなっていたのですが、別段普通に過ごし、またその次の日には明日の輝く舞手を目指す若者達に混ざり、上体を反らす(イナバウアーみたいなカンジ)体位(最近体が柔らかくなっている)をして見せては、かのようなポーズができている自分に自画大絶賛し一人悦に入っていました。そしてセッション仕事納めした直接に「なんか、体疲れてるかも〜?あちこちロックしているが、大晦日までぶっちぎりに忙しいから、疲れてないと思い込もう」などと、無駄に自己暗示をかけ今日に至りました。そしていざ施術台へ…。丁寧かつ躊躇いのない説得力のある押圧をトレーナーのS先生は私の滞った部位に容赦なく打ち込んでいきます。痛いのですが、どこも健康だったら圧痛を感じずともよい場所…。「ああっ肉体を酷使してた〜、しかも、健常の左
脚の方が病んでる右脚より傷んでいる感満載ってか、病んでる右脚が健常な左脚をフォローしてる?。っていうか自分の左脚よ弱い萎えた右脚を頼りにするなんてアンタしっかりしなさい」などとうつ伏せの姿勢でプチ自己批判。肩〜背中、首、頭に至るまで、まるで年末大掃除の時、エアコンとかの電気機器の各パーツを一度ネジで外し、隙間に溜まった埃を拭き取り、また元通りにしてネジを止めているような気分。っていうより、S先生の私の筋肉と筋肉の境目とか、緊張部位を突きとめ、緩めてリリースする技が私の固まった箇所にヒットしては「ジュワッ」と血がたぎり、ドクドクと血が全身を走り抜ける、感触は、年数の経った絵画とか建築物の修繕をしているスペシャリストのようなカンジで、今年一年生き続け、年も重ねて加齢なヒートしすぎた全身を新しい年にむけて、修復された、今年一年で全身に溜まった老廃物を除去しカバーフォールされたような気持ちになり、来年も新たに全身を使いつつもキチンと鮮度を保ち、さらに、身体を蘇らせて行こうと思った次第です。


2010年12月26日(日) 22:22

モリノス

「いっその事…」。モリノス的生活安定期…。最近はトンパチした事もなく、感情も凪ていてイイヒトな毎日。いつも香港に行く度に九匹の龍が休むと伝えられているプチ秘所の近くにある占いビル内に出展している四柱推命、人相手相見の私が信頼している占い師に私も占い師だてらに占って貰っています。昨年訪れた時には車の事故に注意と指摘を受けて、ああそういえば今年は二回車に当たったなと思い、では今回は来年に向けて注意する事は?と訪ねたら、私は平々凡々で49の時に大ブレイクとの事。言葉を変えたら私的には、飽くなき野心もなく安定しているほど楽で幸せな事もない、良かった良かった。えっ49に強運ですと?。これ以上のエキセントリックな事はもう言いですがと思い。去年も言われたのですが、家移りやリフォームは良いとの事。で唯一気をつける事があるとしたら耳の不調なんだけど特に他愛もないとの御託宣。で、大掃除の代わりにどうせなら、今根城にしている2Kの自室の壁をぶち抜き、ワンルームにしていまい。綺麗なゴミを全て捨て、玄関開けたら
即ベッドルーム。そして開いた空間には必要な衣装や機材などを置こうかと思ってます。人をお呼びする事や家庭を持つ事がない私には、快適な場所になるような気がして、来年になったらリフォームしょうと思ってます。


next --->

モリノスの部屋