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2011年7月の日記
 
2011年7月30日(土) 20:01



「凄腕片腕登場…」。渡世の御縁により、私が占い他、各種イベントのお誘いを気軽に引き受けてしまう事を心配してくれた、パフォーマーの友人Kが、フリーでマネジメント業務、マナー講師をしている女傑Sさんを紹介してくれました。で今日は落合を早退しSさんの事務所に向かいました。Sさんは私が入室した途端に灰皿を用意。そして彼女は今までのモリノス的生活を調べていたようで、その中には私の好き嫌い例えば、幼児が苦手、山海アウトドア大嫌い、闘病中どんな治療を取り入れているか、といった事も全て調べていました(探偵か?)。で、私はおみそれしましたペコリ〜。というカンジだったのですが、Sさんは「モリノスさんの為に調べたのではありません、マネージャーは商品であるモリノスをどう売っていくか、あるいはセーブするかを考えなくてはならないし、私がモリノスを宣伝して、その仲介料をいただくのが仕事ですから、これからは勝手に引き受けてはダメですよ」と言われました。確かにおっしゃる通り。で彼女的には私が出演する事で、イベ
ントそのものの収益とか、私の拘束時間と演目により私に見合うギャラでないと、仕事を引き受けないですからと目押し…。 なんだか、Sさんが置屋の女将のように見えてきました。私は「あの〜じゃープロレス出演に関してはどうなりますの?」と聞くと、Sさんは「それは666の代表様に一任します私の管轄外ですからね」と歯切れのいい解答。Sさんとはまだ知り合って間もないのですが、なんとも頼もしい方だと思った次第なのと、Sさん仕切りより、九月から自分の事は自分でやるではなく、私の活動を整理してくれるSさんに頼りにさせていただきますという気持ちと感謝した次第です。


2011年7月30日(土) 0:00

モリノス

「あうん…」8月に出演する舞台「神様が降りてきた夏」に私のメイクを担当してくれる、長年モリノス的生活パフォーマンス部大舞台の時、顔に化粧を施してくれる顔師のMさんと打ち合わせの機会を持ちました。思えば私が二十代の時から色々な大きな劇場ですとか神社とかで舞人として与えられた役。源氏物語・六条御息所の生霊、春の精霊、雪女、不老不死の八百比丘尼、道成寺・清姫…。この人間ではない役所の顔を、私の顔に乗せてくれた恩人でもあります。この度は小劇場での出演になりますが、私の役が大役なのでメイクをお願いしました。顔や髪型のイメージを談義していても、いちいち説明しなくとも、作品の意図とか役所の意味をさっさとMさんは理解してくれて、打ち合わせはサクサクと進みました。で、談義終了後にどうせだったらと、鬘や挿し物を選びに、新宿へ。その店内においても、私に必要で効果がある小間物を私に確認せず、チャッチャと選ぶMさん。私は彼女に絶対の信頼を寄せているので、安心して託せます。本番も近づきプチナーバスになっていた私は
、Mさんの手際のよさと、モリノスの顔は私におまかせあれという自信に触れ、気持ちが凪ていったのでした。とういう事でこの度の舞台を御覧いただける皆様、Mさんが私にどんな顔を乗せるか!乞う御期待です!。


2011年7月28日(木) 22:27

モリノス

「操る自分と操られる自分…」。ここ数日、股関節の痛みが悲鳴から絶叫じみたレベルに達していているというのに、体はよく動くという矛盾。体である馬は傷みながらも落ち着いているというのに、騎手である頭というか脳は痛みで混乱という事態。そして今日はPNF筋力トレーニングの施術日でした。施術の前に宗教的な微笑みを浮かべた私は、トレーナーのS先生に「今日は患部を深く傷めているようで、痛みます」と言うと「何を作り笑いで辛いこと言っているのですかニヤリ」と微笑み返しをされました。で、この度の施術!。傷めた部位をまるで守るかのように患部付近そして、それにちなむ部位がガッチゴチになっていながらも、動けるというカンジでした。で、その緊張した部位を押圧いただく度に、目がくらみ気絶ってこんなカンジですかね?な痛みを通り越したエクスタシーに近い境地になる私…。施術後には体の傷みも脳内の混乱も治まり、落ち着きを取り戻す私の心身。でS先生に「なんだか、第3国あたりの刑罰における拷問にも、耐えられるような気がします」
と言ったら、S先生は「なんの捨て台詞ですか?それ」と突っ込みを入れられました。引き続き、熱いこの夏のテーマは節制に節制だと戒めた私でした。


2011年7月27日(水) 21:28

モリノス

「耳をすませば、目を閉じれば…」。電動アシスト自転車をこいでいる時、歩いている時、電車の座席に腰を沈めている時、買い物ををしている時、落合の事務所で休憩している時…。ああ疲れたと目を閉じると、8月の舞台の脚本の文字が眼裏に渦巻き蠢く…。常に耳には台詞を呟いている自分の声が耳朶に轟く…。イヤーん!ナニカのドラッグにキマっちまってるカンジ(注・ケミカルなヤクは試した事は天に誓ってありませんけど)。だけど、セッション中は舞台の事など捨て置いちゃってリーディングに夢中。寝ている時以外はアゲ集中フィーバー!、セルフ脳内麻薬滝のごとく流れっぱなしな今日でした。っていうか、お芝居のお稽古が始まる前は脳の皺ジワジワと無くなっていく自覚アリアリでしたので、私にとっては過酷スギな今日この頃なんですけど、逆に脳に刺激与えまくりボケ防止になっているのではと思っています。あっ!もしかして脳が劇ヒートしてイッちまうかもぉ〜?。それにしても、今年の夏は一生忘れることなどできない、価値ある夏に
なるでしょう。レレッ?これまた逆にトラウマになっちゃったりして〜?。とプチ戦々恐々な私であります。


2011年7月27日(水) 1:09

モリノス

「煮え煮え演劇談義…」。8月に出演する舞台「神様が降りてきた夏」のお稽古が終わった後に、主催の田中勝義先生と脚本の菅野を交えて、トークバトルとなりました。それぞれが過ごした環境が違うのでもすれ違いも否めない〜といったカンジでトークバトルは白熱…。私は小劇場におけるこういった飲み食いする場所で演劇論を交わすのが苦手なんですけど、台詞がまだ完全ではない、ともすると一体なんだったのこのお芝居はならないように、脚本家と友にミッシリ話し合いました。うーむ私はこういう話し合いが果たして生産性があるのかと?。普段色々なアーティストとのコラボでは、いいカンジで行き当たりばったりだったので、逆に新鮮でした。小劇場嫌いの小劇場好きと言ったカンジで、結局はこういった演劇論を熱く語るのも案外いいモノだなと思った次第です。


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