| 戻る |過去の日記|
2012年1月の日記
 
2012年1月31日(火) 23:52

モリノス

「入魂の女子会」。モリノス的生活始動より、長いお付き合いになるマダムSさんとレディDさん、お二人とも大人な美女…。それぞれが毎日激務にて日々を送っているのですが、昨年末あたりにふと、三人で女子会(モリノス忍術・性別はその場に応じる)をしょう!つもる日頃のウサじみたものをガールズトーク三昧で発散!と、三人の都合がつく今日にお約束をしました。が、年を開けてマダムSさんの御主人が入院!、じや〜なにかとお忙しくもなろうし、集いは日のべにと思っていた所、マダムSの御主人は今日の日のためにわざわざ退院を繰り上げてくださるという、尊く神当たりな力業を決行!。それでは予定通りにと思っていた一昨日、なんと私はいきなり高熱!ガーン!タイミング悪いっ!、しかしっこの女子会を実現するために退院を繰り上げてくださったマダムSさんの御主人のお気持ちを無駄にできないっ!。で私は二日間夜七時には布団に入り今日の日に備え体調回復を念じていた矢先、もう一人の参加者のレディ
Dさんが、私が体調を落とした時とほぼ同時期に、帯状疱疹発症との事!。しかし、申し送り的には、キャンセルの兆しナシっ!。まあ皆が大人スギな年代ですから、ドタキャンもアリそれはそれでいいよね的なカンジでもあったのだと思われます。しかして、病み上がりの御主人をお宅に残して待ち合わせ場所に馳せ参じるマダムSさん、帯状疱疹の苦痛を押して参加するレディDさん、高熱後のプチふらつく私が待ち合わせの場所に終結したのでした。結果的には皆が会いたかったし喋りたかったという事もあり、それぞれが本調子でないにも関わらず爆裂トーク!。いつしか宴もたけなわ時間も忘れて、喋りまくったのですが、お話をしていくうちにみるみるテンションが上がり、アドレナリン加味で元気になっていきました。気のおけない、腹割って話せる気心しれたメンバーとの時間は、なによりの薬だと思った次第です。


2012年1月30日(月) 18:13

モリノス

「街の景色と共に移り行く会話」。白髪染め、カット、パーマをしに代官山まで行って来ました。小洒落た路面店も虫歯のように空き、営業している店も覇気がありません。一部ゴージャスに飾られた地区もでき、富裕層がお楽しみになれる所もできたとの事ですが、代官山ゴールデンエイジに三十代を過ごした私的にはタメ息のひとつも出るというものです。三十代前半から私の髪の毛を作ってくれる美容師S、久しぶりの再会にて近況報告なトーク…。白髪が増えた、目が遠い、親の介護と話を進めていくうちに「!?」と、私とSはプチ沈黙した後に、思えば私とSが代官山の街で熱帯魚のごとく浮游していた時は、どのお店が美味しいか?、どこに旅行に行こうか?と恋バナシだったよね〜と熟れう私達。三十代トークと四十路トークには、かのような変遷があるものだわいと黄昏た次第です。ちなみに今日の化粧前鏡越しで一番盛り上がった話は、高級老人住宅とか代官山にある美容室や歯医者を兼ね備える同じく高級老人ホームに、空きがでていて、今が買い時との事…。で、55
才から入居可能、惚けてなくても足腰要介護だと更に有利との事…。マジで見学に行ってこようかとトキメいた私です。昔は代官山のゴルチェに新作一点モノがあると聞いては、闘志を燃やしていた自分も、まさか高級老人住宅に興味津々になるとは!。っていうか、55才なんてスグソコ〜。独身キリギリス遊び散らかして飽和状態の諸君!、一緒に高級老人住宅内覧に参りませんか〜。「モリノスと行く高級老人収容施設を巡るツアー!」なんちゃって?トホホ…。


2012年1月29日(日) 18:49

モリノス

「つまらなスギオモシロクなさスギ下手スギだけど意地になって観てるドラマ…」。昨年の震災以降、テレビ番組は国営放送くらいしか見ていず、アメドラツ○ヤ大人レンタルな日々なのですが、今年の冬のように、総合的にサムーイ連ドラを観ています。鎌倉を舞台に45才の独身女性を主人公に展開されるコメディじみた作品なのですが、セックスアンドザシティ的な流れ、挙げ句にガチでセックスアンドザシティの場面をパクっていたり、舞台設定鎌倉強調の果てにチイサンポ?なカンジになっていたり…。究極なハナシ、主演女優は元より、俳優陣のほとんどがヘタクソ…。感情移入とか共感がひとつもできず、ドラマを見ながらヨソ事を考えてしまうくらいな、ダメダメドラマなのですが、あまりの酷さに変なツボにハマり大失笑、じやー来週もいかにツマラナイかを観よう!という気持ちになります。これって製作サイドの狙い?。わざと総合的にダメにこしらえ視聴者の呆れや怒りを買い、呆れ怒りマックスな気持ちで番組をご覧くださいなテイ?。と深読みしている次第です。


2012年1月29日(日) 1:12

モリノス

ス虎の穴に耐えた人」。私のような卑しいビューティーゴールデン民草でも、たまに「おしえ」をさせて頂く機会があります。最近は加齢のせいか、その「おしえ」にも逃げ腰な今日この頃、なぜなら指導にはエネルギーを使いますし、私が白熱しちまうと相手が立ち直れないほど罵詈雑言を浴びせてしまうので、罵詈雑言モードの末に神経疲労そしてプチ放心俳人自爆状態になります。そんなこの度、大病を越えたレディYがなんと私からタロットカードのリーディングを教わりたいと打診アリ…。うーむ…。マンツーマンタロット講座の場合、私は鬼化しますけど大丈夫ですか?とレディYに聞くと「承知してまーす」明るい返事。ではと、それは丁寧に講義じみた事を開始…。「!」。レレッ?レディY!、センスアリ!。通常私にタロット個人指導を指南されるピープルは、途中で集中力が失せ、テーブルに開かれた絵札の解読に往生の果てに、脳煮えパニック、そんな時に「カードの配列を見たらなに言えばわかるでしょうがっ!。ナニ黙ってんのさっ」などと毒矢
を放つと、テヘヘと媚笑いするか、無表情になるか、落涙するかなのですが、レディYは自然な形で私の挑発に乗り、初心者だてらにタロットと格闘悶絶しつつもクリアなテンションで私の指導についてきます。ついつい熱中し時も忘れて、タロットリーディングに夢中になる私とレディY…。気づくと7時間ほぼ休憩無しでブッ通しな授業となりました。が、この度は私は毒舌罵詈雑言をレディYには吐かず、にこやかにダメ出し、そしてではもう一度という粘りに粘った講座となりました。レディYの驚異は時間が経過すると顔に疲労が見えるものの、集中力とテンションをキープできるという事。私の持論ですが、大病を経験すると、自然と無理をしつつも自分の体力を加減できる、その匙加減を把握できる…を体得していると思われ、レディYはその調節を無意識にするので、つい無理を強いました。日も暮れさすがに、いかに集中力高くてももう限界レベルに達した時に、レディYに異変アリ、ビギナーだてらに、的を得たカードの配列展開し、口が止まらない。しかも苦しみながらも、
そこらの占い館所属のヘタレ占い師より、所作も喋りも上手に仕上がりました。講座が終わった後に私はレディYに「アンタ良かったですなあ〜長丁場の講座だったけど、私が鬼化せず温和に対応したでしょ?前だったら貴女が泣きを見るまで追い詰めたと思う」と言うとレディYは「怒られないでラッキーでしたニコリ」との事…。で、私は「ええ確かに年のせいか、怒る事はしなかったけど、その代わりに休まさないで長時間やって貰いました」と言ったのですが、講座の合間に毒舌を挟んで続行し、結局「いくらやってもできないしやる気も無さそうだから今日は終了〜」とは言わず「怒らない代わりにみっちり笑顔でシゴク事ができました〜」とレディYに伝えると「はーい大丈夫ですニコリ」と返事。本人には自覚がないのだろうけど、また来ますとの事でした。今までは才能を醸す者には厳しくがモットーじみていましたが、レディYのマンツーマンタロット講座が終了した後に、ヒステリックにならないで講座を終えた自分も、大人になったものだと一人悦に入った次第です。


2012年1月28日(土) 1:40

モリノス

「納得していただけた」。前日、年に一度の、白い巨塔都内某大学病院にて精密検査をしてきました。順番が来ていざ診察室へ…。この度も結果はどうあれ人工関節置換術のオペをしない事をドクターに伝えるのに往生するだろうとプチへこみ、椅子に座る私でした。案の定、西洋医学的には骨盤に放射状に入ってる亀裂とか、磨り減り穴がボコボコとあいた骨頭の画像を見て、限界を越えている事が私にも理解でき、ドクターから宣告される前に、痛みも不自由も承知してる事、自分なりに管理している事、今しばらくはこのままで過ごしたいと私にしては丁寧かつ謙虚にお話した所、ドクターから「ではちよっと診てみましょう、まずは歩いてみて下さい」と言われました。診察室をビッコ引き行ったり来たりを繰り返すと、助手の医師に向かい「トレンデレンブルグ強」と言いました。つまりまともに歩けてない事をカルテに記入といったカンジです。次にドクターは「片足で立ってみてください」と言いました。「!」ガーン、幾度も往復トレンデレンブルグ歩行した私の患部はロック
してしまっています、この状況では左右共に片足立ちは無理っ!。私はウームどないでか?と思案…。っていうか、早く片足立ちしないと、片足で立てないとカルテに記入される!と焦った私は、一か八か?時間稼ぎにドクターに宗教的な笑みを浮かべ「片足で立つんですね?、左足から?右足から?どちらを先に?」と言いながら、硬縮した部位にセルフ鬼押圧を刺し強引にゆるめて「ギヤッ!」と頭の中で絶叫したのち、瞬時にひらりとあえて右足を軸に立ち左足を膝まで上げ横に開脚、そして両手を高く上に上げて顎を引き立ちました。この体勢は健常者でも難易度が高いポーズです。両手を上げてしまっているのですから、バランスがとりにくいのです。そしてしばらくそのままの姿勢をキープ。冗談じゃないっ!。私の身体の為に、そしてこの病気に対して心血を注いでくれているスペリシャリスト達がいるのですから、身体をどう使ったらよいかを御指導いただいているのですから、股関節ダメダメでも片足で立てないでどうする自分!のセルフ鼓舞。しばら
く同じ姿勢で右足で立っているうちに、痛いからでも情けないからでも、綺麗に立ててる事が嬉しくて、不覚にも涙腺がゆるみました。その様子を見たドクターは、ここで、私の闘病に対する意識を御理解と納得していただき「盡田さんがオペをしたいという時期まで、様子をみてみましょう」と言って下さいました。これまで私がオペをしない事に対して難色な医師団でしたが、何年もかかってやっと私の意思を汲み取ってくださったと、感謝しました。伊達に右足立ちもしてみるもんだと思い、ああ良かったわかってもらえたようだと思った刹那、ドクターは「盡田さん、血液の数値が悪いです、白血球も赤血球も高い、データを見ると検査の度に、白血球赤血球が標準を上まっているのは、良くない事です、血液内科の受診をして下さい」との事でした。足の病については私の意見をやっとわかっていただき、ホットしたのも、血液でひっかかる、しかもプチヤバい疾患の可能性アリ…。えっ?だって血液の病気してたら、疲労した途端にグロッキー、私は疲労しないように努めているがそれ
にしてもオーバーワーク。そりやー血液の数値も悪くなるでしょうと得心しつつも、私からしたら、白血病であったとしても、まずは、足のメンテナンス大優先といった境地なのでした。


next --->

モリノスの部屋