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2012年11月の日記
 
2012年11月30日(金) 23:59

モリノス

「御利益無いけど売り上げに貢献」。先日、池袋にある「当たる?当たりが出やすい?宝くじ売り場?」の事をこの日記に書いた所、池袋界隈で水にとっときのオモテナシスピリットを注入をして商売をしている知人O及びその仲間とか部下(?)ゃり召還され、またまたソノ宝くじ売り場に行きました。っていうかOいわく、自分がくじを買うよりもモリノスさんに代わりに買って貰った方が当たる気がするとソチコチに吹聴したら、我も我もと集結したニワカモリノス信者7人衆でした。私はまず私が代わりに買うあるいは買うのを見届けても何の効果も無いし私はリングの貞子じゃないんだから千里眼の能力などありませんよとプリプリ言っても、O率いいる7人はそれでも自分達が買うより確率が高い気がするといい大人エイジなのに真顔で言います。で、開き直りプチ自棄になった私は「じやーソレで気が済むなら宝くじ買い代行人をあい勤めまする」と芝居がかった声で言い窓口へ、するとガラスの向こうの販売のオバサンが「アラッ?お客さんこの前も来たでしょう?今日
もいい匂いねぇ〜」と言います。あまた宝くじに夢を託し買いに来る人達がいるというのにモリノス確信犯的に悪目立ちの末に覚えられたのかと思います。で、私はOセブンの一人一人に「何束買うのかね?えっ10束?えーっ貴方は20束も?、えーっとバラ?レンバン?」と注文を取り、窓口の人に7人から預かったまとまったお金を「バラ」「レンバン」織り混ぜて購入。Oセブン代表にこれが札束だったらハウマッチな厚みになっちゃった宝くじを渡し、Oは注文した人達に配りました。調子に乗った連中は私から宝くじを受けとると、帰宅で賑わう池袋地下で、いきなり私にかしわ手を打ったり、買った宝くじを私の身体になすりつけるという奇行に及び、人目引きまくりとなった次第です。私はもう皆買ったんだからいいでしょうが?とそそくさと宝くじ売り場を離れて、皆でOのお店に行きました。私はなんか気まずくなって言い訳「くれぐれも言いますが私が代わりに宝くじ買っても当たりませんよ」とムキになって言いましたが、皆はアハハ〜良かった良かったと御酒も入ったせ
いか満足しているのですが、私の心は罪悪感。しかし宝くじの当たり外れはともかく、宝くじ売場の売上に貢献したので、それはソレでいいかも?と思いました。


2012年11月30日(金) 1:28

モリノス

「ルノアな夜更かし」。品川で開催中のシルクドソレイユ的な演目を観てきました。ルノア・ダークシルク…。シルクドソレイユの暗黒ヒール版?的なフレコミでしたので興味津々で会場に向かいました。用意されていたお席はこの未曾有の不景気だてらにバブリーなバルコニーVIPボックス席でした。レッドカーペットに金の装飾の個室、椅子もゴールド更にシャンパン1本つきという、ゴージャスなのか悪趣味なのか?といった席で開幕を待ちました。シルクドソレイユのコンパクト版な演目が次々と続くのですがダークシルクと銘打つだけあり、キャスト達の様子は衣装もエロくてソノ有り様は夥しい数の身体を鍛えまくったゲイ軍団と、やたらと身体の柔らかいレディガガが佃煮のように舞台にいるといったカンジでした。間近で見るデンジャラスかつセクシー耽美加味な舞台はとても幻想的でボックス席ではしゃぎまくった次第です。キャスト達も目が洗われるような美しきお面とプロポーション!、呑めないだてらにシャンパングラスを手に舞台に酔いしれました。終幕後は
さっきまで命綱ナシ命がけで演じていたキャスト陣がロビーに出てくれていて観客と楽しそうにきさくに談義していました。あれだけ危険で筋肉を酷使している筈なのに、汗もみせずスマイルプライスレスでお客出しをするコノ外人達スバラシィーと思ったしだいです。帰り道はコノ極限芸術サーカスの場面が脳裏に甦り、ソノ余韻で御機嫌に帰宅した私でありました。


2012年11月28日(水) 22:37

モリノス

「宝くじ」。昨日、マネージャーKと池袋にいたのですが、Kいわく池袋のとある場所にある宝くじ売り場から当たりが頻発していると噂されているので自分は買うとの事…。私はKが宝くじなど当選したら当たった額だけルブタン買うのかね?などと思いソノ当たりが出るという売り場までついて行きました。窓口は年末ジャンボ(?)なる富くじを求める人が並んでいて「バラデ」「レンバンデ」などと言っているのですが、「バラ」も「レンバン」も意味が解らない私はKに「この民草達が使っている専門用語は?意味は?」と聞くとKは「モリノスさん?宝くじ買った事無いんですか!?」と言うので私は「ええ一度も無いけど?」と答えたらKは「ビキナーズラックで当たるかもしれませんよ」と私を焚き付けるのと、皆が窓口でクジを買ってるのを見てじゃ〜宝くじ童貞をこの年齢で破るかと、私も窓口に行き、覚えたての言葉「えーっとバラを一つとレンバンを一つ下さい」とすまして言ったら窓口の人が二つの束を私に渡します。私は思わず「えっ!こんなに
何枚もくださるんですか?6億円も当たってしまうのに?」とキチガイ発言をしたら窓口の人は答えに窮していました。更に「あの、あのですね、この横に置いてある沢山の袋に入ってる中身を吟味して番号を確認した後に選んで買うのは可能でしょうか?」と聞いた段階でKから横槍が入ります「モリノスさん宝くじの買い方ちよっと違います」と。いや私からしたら、宝くじなるモノを買うんだったら、番号を確認してイメージして「キテそうな」モノを選びたいっていうかタロットカードの進化系はトランプでありトランプでソレを賭事に使っている訳ですがギャンブルといえ数字の大なり小なり又はヤクが揃ってからこそ勝つ訳で、更に私はかつてサイコロ賭博(合法ざます)をゲーム感覚でヤった時に胴師が「丁ですか半ですか?」と聞かれた時に湯飲みの中に隠された2個の賽子をイメージした後に「多分2と6だと思いますよ」なんて答えるというトンチンカンっぷりを発揮した後に「ああっ1と3だったのかぁ〜1と2と思ったのになぁ」「ヤった!4と6で合って
ましたでしょう?」と大幅に丁半ルールと外れた物言いをした記憶があります。負けず嫌いな私ですから、封筒の中にある宝くじに記載してある番号を見て予想をしたかったのです。が後ろに人も並んでいたので、断腸の思いで中身を見ない「レンバン」と「バラ」を買いました。で宝くじ買いデビューの私的には宝くじを買った事で達成感があり満足し、その旨をKに話したら「モリノスさんねぇ、買ったら終わりじゃなくて抽選が終わった時が結果なんですよ、当たったかハズレたかは?」と呆れて言われました。で私は「へー抽選はいつなの?」と聞いたらKは「貴方ねえ年末ジャンボ宝くじなんですから抽選は年末ですよイラっ」と言われました。で私は「えっ!なんで抽選にそんなに時間がかかるんですかねぇ年末なんてお正月の仕度で皆さん忙しいでしょうに」と聞いたら「だからっ年末ジャンボなんですから年末に抽選なんです」とキレ気味に言われた次第です。で、結局「バラ」と「レンバン」の二つの束を手にKに「あの〜結局二つの束で宝くじ20枚あるんですけど、もし
この20枚の中で当たりがあったらそれなりの手続きがあるのでしょう?その時には一体どんな当たりましたよ的な申請をドコに行って契約したらいいの?めんどくさくない?」とガチ本心で聞いたらKはプリプリしながら「そんな心配は当たってからにして下さいっ!」とプリプリ叱られた次第です。相変わらずのモリノス思考「当たってしまったらどうしょう困っちゃうな」という身の程知らずスギな事を考えた次第です。これってネガティブ捕らぬ狸の皮算用?。トンチンカン取り越し苦労?。普通は宝くじ買ったら当たればいいな〜という発想なのでしょう?。


2012年11月28日(水) 0:42

モリノス

「そしてまたフジコヘミング…」。今日は早起きして鎌倉の股関節専門の病院に定期検査に行きました。脚長差があるものの病んだ幹部に進行はなく医師に私の日頃の努力めいたモノを誉められ、やはり今の生活を維持するにはオペはせず自骨で頑張りましょう!。しかしこれからは背骨の側湾がはじまる可能性が高いのでそのおつもりでとの事でした。診察が終わり都内に戻りあっちこっちで私用を済ませた後に友人Hと合流しフジコヘミングのソロコンサートに行きました。この度のフジコの衣裳は上半身は古びたフランス人形を水に漬けこんでふやかしたようなカンジで下半身はチベットの高僧が纏う袈裟あるいは、ラブホの悪趣味なカーテンをちぎって貼り付けたみたいな布をぶる下げ、何故かお通帳とハンコ入れが入ってそうなポーチをたすき掛けにし、なんとフジコセクシー柄タイツに黒いズックというモノでした。一部では強烈に鍵盤をしゃくるように連打の演奏が続き、終わる度にフジコの弟が、会場のソチコチから忽然と現れては(オペラ座の怪人か?)「ブラボ
ー!」「ハラショー!」「ナンチャラカンチャライッヒヤッヒ!」「スバラシィ〜っ!」と声高にフジコに声援を送るのですが、ソノ都度、お客席は演奏の余韻に浸りたいのに遮断されドン引き、姉のパフォーマンスを邪魔してるカンジでした。高齢だてらにフジコ長丁場の一部が終了。休息を挟んで第二部スタート、衣裳チェンジをしたフジコ、地蔵のヨダレかけか古いカーテンみたいなブラウスで登場、そしてこれまた鍵盤を強く叩きピアノのペダルも癇症に踏みます。その様子、ピアノを弾いているのではなく、大型トラック運転か?小型飛行機を操縦しているような様子でした。終盤、リストのため息からお馴染み奇蹟のカンパネラを弾きはじめた時、ミスタッチなんかどうでもよく圧巻!。聞いているうちに、曲を聞いているうちに今まで起きたネガティブな事が走馬灯のように浮かんでは刹那なカンジで次々とネガティブ映像が脳裏に浮かんだが演奏中に次々と消えていきます。その雰囲気は嫌な事があっても忘れるしか無いじゃない?生きていかなきゃなら
ないんだしさ〜という気持ちにさせる旋律でした。最後の曲を弾いた後にアンコール。無表情に登場したフジコは「皆さんありがとうございました。アタシ風邪ひいちゃつて具合が悪いんだけど今日の最後はベートヴェンのピアノソナタなんちゃら作品テンペストをやりますゴホゴホ」と言いまたピアノの前に座りました私的には、来場の御礼の言葉は「皆様御来場感謝します、外は寒くなってきましたねお帰り道は風邪などにお気をつけて」とでも言うのかと思いきや、アタシ具合が悪いのよと物憂げにいう彼女ってどうなの?と思ってる間にアンコール曲なのに、たいそう難しく長いベートヴェンを弾き納めてアンニュイに大丈夫するフジコを見て、やはりこのババアは尋常じやないっ!。と驚愕した次第です。ちなみにフジコはなぜカンパネラを弾き続けるのですか?的な質問に対し「誰が弾くカンパネラよりも自分がヤルカンパネラが好きだ」という事だそうです。なんだかんだ言っても演奏は元よりフジコの存在は脅威だと思った次第です。


2012年11月26日(月) 23:25

モリノス

「髪の修復」。久しぶりに代官山の某所で隠れ家的に営業している長年の友人カリスマ美容師Sの所へ行き、長時間かけてカット、パーマ、ヘアマニキュアを髪の毛に施してきました。思えばSは私がモリノス的生活始動、大腿骨骨頭壊死発症時からの付き合いになります。モリノスデビューと同時に髪を伸ばし始めたのですが、ビッコで痛みを伴う身体ではフトゥーの美容室ではシャンプーにしろ長時間美容室仕様の椅子に座るのも困難、更に他に沢山のお客さんがいる中でビッコを引きずり歩くのも気になり、往生していた所へSを紹介されました。最初はSの自宅で整髪してもらい、私の体調に合わせて休み休みハサミを使ってもらったモノです。今日は私とSが知り合い、色々とお互いにあった過去話に花が咲き、そして今はお互いに地位も名誉も物欲もお出かけも若い頃のような野心とかトキメキは無く、ソンナ事よりホウレイセンに老眼が深刻だよね〜アハハーといった一時でした。髪というのは天に一番近い場所にあるからオツムな訳で、私みたいな人様相手な仕事をしていると髪は
人の「気」を察知するアンテナという役割のような気分でもアリ、また日常の中での澱みたいなものも髪の毛の中に情報のように記憶されているのでは?とも思っています。Sのハサミは余計な髪の毛に記憶されているネガティブな部分をフワッとカット、水パーマにより痛まないで髪ボリームタップリになり、仕上げに一見黒髪に見えるがカラスの濡羽根色になるブルーのマニュアルを入れて、加齢で細くなり経年劣化した髪を補修するカンジなのですが、すっかり終わった後は髪は元より鏡に映る己の顔も険がとれてやたら活気がみなぎっていました。Sのヘアメイクテクにより気分爽快、外は雨で曇天しかし心は晴れやかに代官山の街を闊歩した次第です。


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モリノスの部屋