2014年4月29日(火) 23:46
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モリノス
「風竜おどかし第三段」。無駄な事にこだわる私は落合の施術部担当スタッフである、バランス整体、風竜を事務所でビックリさせるという計画を企んでは過去2回成功しています。最初は暗闇モリノス部屋で待ち伏せし風竜がドアを開けたら貞子な表情で立ち尽くす風竜が腰をぬかす…。2回目は私が事務所で撮影時に血みどろメイクをしていたので収録が終わっても化粧を落とさず根気よく玄関ドアに張り付き、風竜がくるまで待ち、彼女がドアを開けたら戸板返しで暗黒メイクの私が目前に…風竜、早稲田通りまで飛び退く…。そしてこの度は、やはり風竜が出勤する前に事務所に潜入し、モリノス部屋の机の下に隠れ、やはり根気よく待ち伏せて、彼女がモリノス部屋に入り椅子に座ったら、私は机の下から手を出して風竜の足首を掴む…。という案を脳内で講じていました。で、まずはいつくるともわからない標的を待たなくてはならないので、室内の横にある鉄扉を開けて紫煙をくゆらせ己が考えた段取りを反芻…。するといきなりシヤッターが開く気配が!「早いっ早いぞ風竜! この早さではシャッターが開き私がモリノス部屋の机の下に潜り込むまで時間が無いっ!もし途中で見つかったら生き恥っ!即自害だっ」と無駄にプチ命がけでビッコだてらに速攻で鉄扉を閉め鍵もかけ、モリノス部屋に直行!モリノス部屋の鍵が開いていたら、風竜も怪しいと思うだろうしと内側から鍵をかけ電気も消し、机の下に潜ろうとしたら、私の病んだ股関節では身体を屈めて小さなボックス状になってる机下に全身を入れるのは無理がありながらも、己に課したバカなミッション(?)を遂行しようと躍起になって机下に隠れました…。その時にはすでに風竜は事務所内に侵入していましたから、私もパニクるったらありゃしないっ!。っていうかこの時点で私の身体はまだ頭隠して尻隠さず状態でした。ソコに鍵穴に鍵をさす音が聞こえモリノス部屋の中に風竜が侵入しましたっ!予定では彼女が椅子に座ったら机の下から手を出して足首を掴むだったのですが、風竜が椅子に座らないでモリノス部屋のドア付近で立ってましたので、私は狭い机 下ボックスで無理な体制で左手を伸ばし、風竜のデニムの裾をなんとか掴む事に成功…。しかし、風竜からは「ヒャアー」みたいな、か細い声が聞こえてくるばかり…。おどかし作戦大失敗か?こんなに苦労したのにっ!と落胆し、机の下から出ようとしたら、入れたけれど出れないという失態となり、這い出るのに四苦八苦しました。何分間か立ってハーハーと息も荒く、やっと机下から出れて風竜を見るとうずくまって無言…。私は「えっ?ダメだった?驚かなかった?効かなかった失敗?」と聞くと彼女は「いや、充分に効いてます、驚いて私、立てません」との事…。私は「じやー驚いたんだね?成功?」と聞くと風竜はシオシオと「成功です、でももうやめましょうよ〜」との事でした。私は風竜に「油断するなかれ、あと一つプランがある!。ソレを貴女を脅かす最終章にして集大成な恐怖を貴女に与えてやるっ」と意味不明に宣戦布告?事前告知?をした次第です。風竜からしたらいい迷惑極まりないと思いますがあと一度、風竜をマトにかけてドッキリさせる事満々なの でありました。大人げない事は充分に理解してますがやりたいものはやりたいという私の心根に我ながらバカだよなとは思ってます念のため。
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