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2014年5月の日記
 
2014年5月31日(土) 22:39

モリノス

「宮崎駿アニメか?」。のっぴきならぬ御縁により、幼馴染みMと弟のK夫妻と奈良は三輪山付近に滞在しています。東京から車で来ているのですが、高速を降り奈良県に突入した所、幹線道路から一路三輪山まで向かう途中にKの運転する車が側道に入り、ワンボックスカーではギリギリダメかと思われるトンネルを通過したら「!?」。えっ?田んぼに案山子…、畦道一本道…平成の御世というのに田植えを手で行う老女一人…。その人以外は誰もいないし車も電線も無い、家屋敷も昔の農家の家、まるで宮崎駿アニメみたいな情景の中、もし反対側から車がきたらアウト、もし運転操作を違えたらアウトという狭く、更に整地されていない細道を走行となりました。まあいずれは大きな道にでるのだろうと車内の四人は軽く考えていたのですが、いつまでも続く細道を楽しい気持ちとプチ不安な気分なカンジでいましたら「!?」えーっ?えーっ?今度は日差しも遮る程の森の中、上も左右も木々の緑で埋もり益々もののけ姫か?となりのトトロな絵になり、まさか本当にサンとか
トトロとかネコバスやら、めいちゃんとかが出てきそうな気配になってしまいました…。脳裏に浮かぶ一抹の不安…。それは一体いつになったらこの不思議時空を抜けらるのか?まさか本当に異空間に紛れ込んでしまったのか?、三輪山は人を選ぶと聞いておりますだけに、物理的には地獄迷い道、心情的にはマジで今とは違う時代にいるんじゃないかという不安も覚えます。益々険しい森の中を走行し登ったり、降りたり曲がったりしている間に額縁が枯れ木で覆われたこれまた小さいトンネルを発見、車がデカイモノですから、また気を使ってトンネルを抜けると、目の前に幹線道路、そして騒音に町の生活音、今時の建物が目前に映りました…。簡単に言ったら道に迷ってやっと大きな幹線道路のある町に出れたにすぎないのですが、トンネルをくぐったら一昔も二昔もの世界が広がり、またトンネルをくぐったら現実世界の景色を見る…。まあ、無事に軌道修正し幹線道路に行けたんですけど、妄想派の私は「やはりアノトンネルを出た時から時間も景色も昔スギだった、大きな幹線道路の
近くに田舎であったとしてもあんな情景の場所なんてありえない」と、あの迷い道はもしかしたらホントに神的な存在によりイタズラだったのかもね?と思った次第です。まあただ方向オンチの末に迷い苦労したって事なんですけど、私にとったら幻想的な一時でありました。明日は三輪山にプチ登山に行く予定です。三輪山にはナニカアル?。


2014年5月30日(金) 23:06

モリノス

「起きてる時に金縛り」。朝起きて浴室に行き、シャワーを浴びてからザッと身体を拭き全裸のまま冷蔵庫の扉をあけてミネラルウォーターを出して飲もうとした時「!?」。身体が硬直っていうか全く動かなくなりました「目覚めてるのに立っているのに金縛りか?」と慌ててなんとか身体動かそうにも頭が冷蔵庫に張り付き、片手に口の空いてるペットボトルを持っていたものですから、投げ出す訳にもいかず…。つかの間全裸濡れ髪で冷蔵庫に寄り添う?張り付く事となりました…。結局は私が思っていたよりも髪の毛が伸びていたらしく、冷蔵庫の扉に髪の毛先から肩くらいの長さまで挟んでいてしまった様です。冷蔵庫を開けて閉めた時に髪を挟んだのに早く気づけないで無駄に恥ずかしい姿で冷蔵庫にピッタリくっつくという事態となったのでした。あっ?金縛りだなんて思ってる暇あったらサッさと冷蔵庫のドアを開けろや?ってカンジ?。


2014年5月30日(金) 0:08

モリノス

「モリノスのくせに入山する事についての波紋」。のっぴきならぬ用件で週末に奈良のどっかにある山の禁足地に行く予定の私なのですが、ソノ山に行く事、禁足地の鳥居をくぐり山道を登る事をアチコチに吹聴し一人悦に入っていたのですが、私が山に…しかも行く山の名前を告げたら反応は両極端「あああのお山なら大丈夫軽い軽い」「ええっ!あの山にしかも奥宮でしょう?モリノスさんの足では無理、健常な自分も大変だった」とかネットで検索したら年に3回はソコで遭難してヘリコプター輸送もしてるなんて剣呑な事を聞いたらおっかなくてしまっているのですが、私がソノ山に行くと言った時点で「大丈夫派」「やめなされ派」の皆さんは一端キョトン無言になった途端に大爆笑「モリノスさん山似合わない〜!ギャハハー」と大爆笑されました。今日はPNF筋力トレーニングに行って来たのですが、施術前にトレーナーS先生に近々山に行くと言ったらドン引きの末に大爆笑されました。「一体山なんかひとつも似合わないのにどうして行くんですかねえ?ワハハ
ー」みたくなり、私的にはこの脚のコンディションで行けるかどうか聞きたくて質問したんですけど、山に自然に合わない風情を醸す私がよりにもよって山に行くなんて可笑しスギとの事で施術中も山と山道談義となりました。S先生は私の今日の体調を念入りにストレッチをした後に「まあ、この状態なら、下山しても脚を痛めず筋肉痛の類いで済むかも」言われ、ホット安心…。さてさて当日はどうなっちまうだろうと不安な気分マックスな私でありました。てるんですけど筋トレで鍛えているんだからなんとかなるんじゃないの?と自分の病んだ股関節に呼びかけた次第です。
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2014年5月29日(木) 0:03

モリノス

「登山靴デビュー」。渡世の縁か?天の計らいか?週末に奈良県のとある山であり神の領域につきその昔は禁足地であった所にカタワでビッコだてらに入山する予定なのですが…。はっきり言って私の体調的には登山に近い事は不可能なんですけどモリノス的生活は自虐を極めねばと無駄に意地を張り、決行予定です。で、極インドア派な私はデパートの山岳用品(?)コーナーに行き、なんだかゴム臭い店内を物色したのですが、どれもこれも土方が着るような服ばかりでテンション激落ち…。かといって普段のゾベリとしたモリノス装束では山奥は無理でしょうしと思案し、コスチュームは手持ちの服で極力アウトドアっぽいモノを探し(あるだろうか?)せめて靴だけでも山仕様のモノを買うことにしました…。でシューフィッター?シューズフイッター?のいる所で店頭スタッフに相談し靴を選んでもらう事にしました。だいたい私は運動靴のような不粋極まりない靴を履くのは主義ではないのですが、それでも山道でウッドソールのミュールとか、ヒールブーツは無
理という事くらいはいくら私でも承知してますから、店頭スタッフの御意のまま、本格的な登山靴ではなく、普段使いもできるモノを選びました…。シューフィッターは私の脚の長短は元より、右足24センチ左は26センチという私の左右のサイズの違いとか、土踏まずはえぐれているほどアリ、甲が高い、が足の横幅は狭い(フェラガモとかイヴ・サンローランならピッタリなんざますけどね)、更に男だてらに外反母趾という私の出鱈目な足に苦戦…。で色々と試行錯誤し右足の踵に薄いパットを何枚もミルフィーユみたいに重ねて踵に仕込み靴を調整し、なんとかしっくりくる履き心地となりました。で、私は今日着ていた軽度なゾベリなモリノス装束を店頭スタッフに見せ「まあ、靴もいい塩梅になったし服装はこんなカンジで行きまーす」と言ったら店員は「ええーっ!そのようなお洋服で山に行くのは危険です」と呆れられた次第です。さてさて人生発の聖域なる山に入山!どうなる事やら?。皆様?山から帰ってこれなかったらごめんあそばせ〜。ん
?輿とか御簾の垂れた牛車で行くのもいいかも?。罰当たり?。


2014年5月28日(水) 0:02

モリノス

「時間」。舞踊界の精霊と称されるヤン・リーピンの「孔雀」を観に行きました…。私は数年前にヤン・リーピンの「シャングリラ」観た時にバレエのテクニックを使わずに独自の体を屈指して究極スギな様式美で魅せ、人の姿なんだけど白い孔雀にしか見えないヤン・リーピンの舞いに美しさから恐怖まで覚えた事を記憶しています。この度はヤン・リーピンがこだわりにこだわりぬいた「孔雀」の進化系な舞台だったのですが、幕が開き「神」が登場し「時間」をもたらしたというシーンからスタートするのですが、ヤン・リーピンの姪にあたるという少女が「時間」という役で登場し、膝下まである長い髪をザーッと下げて低速でスピンをし始めます。「時間」の役の踊り手が回転する事で、孔雀の美に反して黒いカラスとの、葛藤やら憧れ、嫉妬、美しさへの傲り、醜い姿の孤独、渇望などなどらしきモノを春夏秋冬という時の経過で表現している的な内容なのですが、上演時間2時間30分間に休息が20分あるのですが「時間」役の少女は下手で最初から最後までスピンを軸も
ぶれず回り続けるという人間技とは思えない事をします。更にただ回っているだけでなく、季節の変わり目のシーンになると所作を少し変えて低速なんだけどテンポを変えて回り続けるという、難易度高い事をしています。常人では2時間強休み無しで出ズッパで回り続ける、しかも体勢をキープしてスピンというのは身体能力的にも不可能ちっくな事をしちゃっている訳です。更にヤン・リーピンは「シャングリラ」の時にはこの世の救済に舞い降りた白孔雀そしてオス孔雀とメス孔雀を一人で踊りわける超絶技巧なカンジだったのですが、この度は卵から生まれた雛鳥から大人のメス孔雀まで成長する様を肉体を屈指して表現、そしてオス孔雀役の舞い手も参加しメス孔雀とオス孔雀を連舞いし、そのオス孔雀はシンクロナイズドスイミングみたいに2身同体な感じで「孔雀」を演じています。そんな時でも下手では少女が回転の動作をやめません。終幕直前にいきなり回転娘は高速スピンを決行…。いや無理でしょう、2時間強回りまくったんですから疲れているのは間違いないのにシレッと
した表情で高速回転を止めませんでした。私は色々な舞踊系の演目を見てきましたが、こんだけ少女が長時間スピンを続けるなんて舞台を見たことがありませんでした。ヤン・リーピンの姪、あなどられないマックスな気分になった次第です。


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モリノスの部屋