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2014年11月の日記
 
2014年11月30日(日) 19:53

モリノス

「生まれて初めてレベルの奇妙な夜」。昨夜、私鉄地元駅の改札を出たら「…」。加齢による目が霞んでいるのか?眼瞼下垂のせいか?駅付近にある焼肉屋の燻られた煙か?視界が雲って前が見えない?疲労?とプチ恐れおののき、電動アシスト式自転車に乗りました。「前々見えない?眼鏡かけてるのに?一寸先は闇とはこのことだ?」とモヤーッとした野外を手探り手探りで自転車運転…。ふと頭上を見ると不気味に光る切った爪みたいな半月が輝いています。よくよく見ると月光の下はクリアでソノ下はまるで高原じゃあるまいし?行ったことないけどロンドンか?霧に包まれ町が遊歩道がガスっています。小糠雨でもなくミストサウナ弱なカンジで、自転車をこぐ足元は寒く、オツム付近は蒸れているといった事態でした。なんなんだ?この天候?こんなの長く生きてきたが初めてかも?と思い、妄想大好物な私的には「刺客がお命頂戴と暗殺に選ぶようなロケーション」「果たし合い」「忍者が屋根を走るシーンのようだ」などと、天然な現象なのに、あまりにも劇画とか影像的でしたの
で、その陰湿な情景に自転車を止めてしばらく魅入ってしまいましたが…。これはガチ異常気象、近い内に日本にある活火山が御立腹の末に噴火とかの警告かもなと、思った次第です。年末に剣呑な天変地異なんて起きちゃったら、今でさえ世知辛い年末だというのに、ここにきて自然災害の洗礼を受けたらオシャカだなと思っては見たものの、ジャー今更災害に備え防災グッズでも買っとくか?とも一瞬思いましたが、自然のなるせる驚異の業には人間ごときが対応できず従うしたかないので、これから起きる異常気象が起きる度に抗うではなく受け入れましょうと思った次第です。


2014年11月29日(土) 23:45

モリノス

「モリノス多重人格に怯える少女」。巷ではすっかりクリスマス仕様に化粧が施されイルミネーションが忌まわしい不況とは逆にキラキラしています。一足遅れて落合の事務所にもクリスマスのお飾りをしました。この度、事務所クリスマス装飾を手伝ってくれたのはスタッフ風竜と事務所の大家さんとソノ孫小学5年生のMちゃんでした。私はガキをイジリ意地悪をするのが大好きなモノですから小5のMちゃんに対して「Mちゃん、これからクリスマスツリーを飾るのですが、この度は貴方が考えてこしらえなさい、まずはリボンは紫とピンクどちらにしますか?決めなさい」「ボール系の飾りも紫を基本にするかピンクを基本にした方がいいのか貴方が考なさい!」と少女Mちゃんが萎縮ほど高飛車にプレッシヤーを与え、Mちゃん的には困り顔…。すかさず私は「Mちゃんなに手が止まってる!貴方が紫に決めたんだから貴方が動かないといつまでたってもクリスマスツリー出来上がらないじゃない!」と更に威圧、私の高圧的な態度を見かねたスタッフ風竜が組み立てたツ
リーに電飾をかます作業をMちゃんに手伝って的なカンジフォローしたのですが、風竜はなんとツリーに巻き付ける電飾をツリーの下から巻き初めるという回りくどい事をしやがるので「風竜さん貴方、ツリーの下から電飾を巻き付けて上の方まで電飾が足りなかったら一体どうすんだよっ!だいたい電飾を下から飾るなんてアンタが始めてだよっ!なんと手間がかかる事をっ!」と叱ったら益々Mちゃん萎縮、でもMちゃんは自分が選んだお飾りをMちゃんなりにおそるおそるツリーにつけていきます。で私はニッコリと「Mちゃんイイカンジですよ、飾るの上手いこと!」と優しく褒め、Mちゃんの頬は赤らみます。で、私はMちゃんに次々と「いーいんじゃない」「バランスもグー」とテンションアゲで言ったらMちゃんは安堵な表情が浮かびます。ここで私は「Mちゃん紫のリボンを選んだのはいいけど、そんな巻き方したらツリーが縛られてるみたいだから、やり直して」と鬼発言…。クリスマスツリーデコレーションは長時間かかりましたが、仕上がりは子供ごと
きがこしらえた装飾だてらに、完成度の高いモノになりました。部屋の照明を落とすと窓際に配置したツリーの電飾が室内を幻想的に灯ります。私は「Mちゃんうまくできたねぇ綺麗だねえ」と彼女を絶賛した後に、スタッフ風竜に「フン!夜になって事務所のツリーに電飾をつけると早稲田通りを歩く人の足が止まり、しばらく事務所の窓辺に足を止めてしばらく室内をに煌めく電飾と大きなツリーを眺めるのだけど、そういった人達って孤独だったり境遇がシヨッぱくて不幸だったりするんだよねアハハハー」と風竜に対してカラカラ笑ったら私を見るMちゃんの顔が変わります。彼女からしたら自分が怒られたり、褒められたりして満更でもなかったと思うのですが、いきなり「孤独な人」「ショツぱくて不幸な人」なんて毒舌モリノス何様発言をしたので、私を見るMちゃんの瞳に恐怖が宿りました。クリスマス飾りをしながら高飛車だったり絶賛の果てに人をくさすていう、小5のMちゃんからしたら「なんなんだこのジジイ」とドン引きしたと思われます。しかしながらMちゃんコ
ーデイネートの今年のクリスマスコーデイネートはとても完成度の高いモノになりましたが、ツリーをこしらえながら、コロコロに変わる私のキャラにMちゃんはついてこれなかった様子だったのですが、来年もクリスマスのお飾りを手伝いたいとの事でした。私にしのごの言われながらも出来上がったMちゃんのクリスマスツリー、とても素敵な仕上がりとなりました。12月に御来店いただくお客様、小5の少女が私からダメだしくらいながらもこしらえたツリーをぜひ御覧あれ!。


2014年11月28日(金) 23:49

モリノス

「迷い道」。都内某所、とある駅と駅の間にいた私は、始発駅よりも次の駅の方が近いと判断し、電車の音を頼りにトボトボと線路沿いを歩きはじめました…。乗りたい駅は前方に見えているのに、線路にミッチリと密接して建ててある家やビルのため、まっすぐ歩けません、線路を目指すと行き止まりか袋小路になっていて、来た道を戻り、右に踏切や列車の走る音を聞きながら歩行を続けたのですが…。昔は豪邸だったらしい家が朽ちていて元はロココ加味の洋館で煉瓦の豪奢な塀だったっぽいモノが枯れた蔦がからまりまくり、正門が閉鎖されているのに、家の中からは灯りが漏れて人の気配がしたり、戦後の待合というか和なカンジの逆さクラゲのマークのあるツレコミ宿があったり(このツレコミも廃屋と化しているが営業中)。なんかの中小企業の社屋が空き家になっていて猫のオシッコ臭が鼻腔を貫いたり、いきなり、ペンシルタイプの狭小アパートがあったりと、廃屋朽ち果て住宅マニアの私的には気分もアゲでソノ町を徘徊していたのですが、圧巻はこの界隈に個人病
院があり、近隣を買収したのか、汚い町並みの中のソチコチにソノ病院の本館やら別館、病院専用施設があるのですが、朽ち果て建物を強引に病院施設にリフォームしたのか?、楳図かずおの漫画に描かれているような様な陰気な雰囲気を醸しているばかりか、スラム(?)な地帯に、救急車が入り、ERに直行するにも車寄せから急を要する患者さんが、住宅街の野外をを通り抜け、小汚ない工場にしか見えない建物に搬送されていきます。えっ?この印刷所みたいな建物が救命センター?。猫のオシッコがする家屋がまさか患者様のお食事を用意する場所か?。えーっ?、お化け屋敷みたいな洋館は実は老人病棟?。病院事務局は元はナイトクラブみたいなビルでヘタレボウルルームにシャンデリア…。とにかく総合病院なんですけど、病院施設が、アチコチに点在していて、こんな病院に入院したら段取りグダグタで治るモノも治るまいと呆れた次第です。駅から駅の間に続く道の中、細長くチリヂリバラバラに病院及び医療施設があるという、恐ろしい地帯でした。圧巻は、なん
で?こんなに?。薄気味悪い町のグレード(?)高めるべく、亀裂の入った地蔵とか首しかない地蔵、イタズラ書きのしてある何かの供養塔とか苔むした慰霊碑などもあり、ここまでシッチャカメッチャカな穢れ地はあるまいと思い、歩いていたら迷いに迷い結局は駅に着くまで40分もかかってしまったのでした。


2014年11月27日(木) 22:12

モリノス

「先走る」。いつもの事ですが結局は激務の道を選んでしまうワーカーホリックがモリノス的生活。PNF筋力トレーニングを昨日受けたと思っていたら激滝のごとく時間は流れて1週間が経過していました。施術の後に用事があり、施術台の上に乗ってジックリ落ち着いて己の身体と向き合っているつもりが、トレーニング終了後のアレコレを思考しトレーナーS先生の鬼ストレッチ&閻魔押圧を受けていたのですが、腰の戒めが解けた途端に物思いに耽りながらも上半身を無意識に動かしセルフストレッチ、脇腹にS先生の手が入るとソコの硬縮部が解除されると腰と病んだ股関節が楽になったのでこれまた、自分で足腰をジタバタして動かす…。S先生の先手先手で次に指が移る箇所を自分で緩めてしまうという「だったら、家で自分でトレーニングができるでしょう!」という気分になりました。S先生いわく「モリノスさん急がせないで下さいよ」と呆れられた次第です。己のカタワになった身体を受け入れましたと思ってはいても、萎えた足が放物線を描くように軸
がとれて回す事ができちゃったり、関節の可動域が広がったので「なんだかジャンプは無理でもバレエのパ、グランプリエは無理でもディュミプリエくらいなできるかも」「本当はバットマンジャンプとかジュテアンドトラッセを今世の寿命がはてるまでにもう一度ヤッてみたい」と無体な野心が芽生えてしまい、が、ソレが物理的に私の体調ではできない事は無理は承知でも「やりたいなぁ」と思っていました。大腿骨骨頭壊死及び変形性股関節症は、この度、難病指定から外れちやったんですけど、私の病気が難病じや無いようになってしまったのなら、いつか再びバレエのお稽古場でバーをつかみたいなと、あまやかな夢を持ってしまった次第です。PNF筋力トレーニングを受けていると、使える部位をうまい事使ったらバレエのオープンクラスでパを全部できないでしょうけど、参加したいという乙女な夢を抱いた次第です。


2014年11月26日(水) 23:47

モリノス

「100パーセント私が悪いのだがね」。先日モリノス自宅より最寄りのメトロ駅まで友人Mの車で送ってもらいました。駅入口で停車してドアを開けた途端にママチャリ手をかけている60がらみの女に怒鳴られました「アンタっ!。ここは信号の真ん前ヨッ!こんな所に車止められたら通れないじゃないのよっ!」。ええ、おっしゃるとおり…。ゼブラゾーンでは駐停車は禁止ですし、信号の前に車を寄せるのは法律上違反ですから完全に100パーセント私が悪いのです…。がモリノス何様はこのママチャリババァに「イラっ」としてモリノスイジリスイッチオン、私は芝居がかった所作で腰を真っ二つに折るようにして頭をママチャリババァに下げて「どなた様かは存じませんが、大変申し訳ありません、私が完全に悪うございます、このとおり伏してお詫び申し上げます」と言ったらママチャリババァは調子に乗りやがって「だいたいマナー違反にも程があるわっ」と頭を下げた私の上から唾を飛ばすように言いやがるので、私はやおらムクッと顔を上げ「まだ
ワタクシのした行いに御立腹のようでございますね、この道路の先、左に曲がった所に交番がございます、御足労かけますがその交番まで同行していただけませんか?交番にて私が犯した法令違反を正直にお話致します、どうぞ貴方様の御不快な気持ちを私がしてしまった取り返しのつかない罪を告白してくださいませ、すべて認めて裁きを受けます」と言ったらママチャリババァ「なっ…ナニよアンタ…」と怖じけたので私はたたみかける様に「女性から金切り声をあげられたのは私も長く生きてきましたが、始めてでございます。見も知らぬ方にアンタ呼ばわりされる事とか、生憎私の友人や知人の女性で怒鳴るという卑しい事をする方とのお付き合いがございませんでしたので、貴方様もたしなみがある女性とお察しいたしますが、怒鳴り声をはしたなくも上げるという事は、さぞ御立腹だった事でありましょう、私も貴方様に天下の往来でお詫びするだけでは、気がすみません、よろしかったらお住まいの御住所をさしつかえがないようでしたら教えていただけませんか?、改めて後日にな
ってしまいますがお宅までお詫びにあがりたいと思います」と言ったらママチャリババァの顔は青ざめ、なんだか気味の悪い視線を私にぶつけます。そんな時に信号が青に変わりママチャリババァは、今まで口汚く私と会話してたのに「信号が青になりましワ」なんてすまして言い道路の反対側までママチャリを私から逃げる様に漕ぎはじめました。私はママチャリを漕ぎ信号を渡るママチャリババァの後ろ姿を見て、声量には自信がある声でしかも大音声で「たいへん申し訳ありませんでしたぁ〜」と声を張ったら、町を歩いていた人々は私にではなく彼女に一斉に視線が終結したのでした。私が悪い事をしたのに、なんだか痛快な気持ちになったのでした。私の意地悪ですかね?。


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モリノスの部屋