モリノスの日記

2015年3月の日記

2015年3月31日(火) 21:59

モリノス

「御髪」。今でこそウィッグは手頃な価格となり民草ごときでもお手軽に買えるようになりましたが、昔はつけ毛(現在ではエクステ？)でも高額で、一回購入したら何度も手入れをして使い回したものです。最近はウィッグが安いのをいい事に、イベント毎に購入して捨てるというモリノス何様な罰当たりをしていました。が、最近の鬘は安かろう悪かろうで、一度使って手入れをしたとしても、むしろ養生の材料に金がかかるは水につけると二度使えない質の悪さです。今日はモリノス部屋衣装エリアを整理していたら、布と布の間にビニール袋があるのを発見、中を見ると直毛の超ロン毛の半鬘と全鬘でした。かなり古い物でしかも人毛…。衣装生地と一緒にケースに入れっぱなしでしたから、もうダメになっているかと思いきゃ、艶も弾力も申し分無く更に、毛量も現在店売りしている品より多いのです。おそらく私が20代後半の時に和物の演目で装着したモノと思われ、ケースも衣装も劣化し、御苦労さん状態でしたが、二つの鬘はカビても痛んでもいませんでした。が
長年箱に入れっぱなしだったため、小劇場のショッパイ楽屋の様な澱んだ臭いが染みていました。捨てようかと思ったのですが、今では買えない上物なので、しばらくは部屋に吊り下げて風を通し、近々に鬘専用の洗剤で洗ってみようと思っています。という事でその二つの人毛の鬘は姫ベットの背板部分の左右の突起してる柱にぶる下げてあるのですが、ビジュアル的にベットに寝ると左と右の頭上に長い黒髪の女人の後ろ姿が!しかも頭だけ!が見えるカンジで、しかも忌まわしい様な饐えた香りが充満していて、ホラー映画みたいな事態になっています。まあ安眠できないに違いないですが、せっかくイイモノなのでメンテナンスが済むまで我慢しようと思っています。

2015年3月30日(月) 23:27

モリノス

「肌質測定器？」。久しぶりにＳ化粧品に行き顔筋マッサージを施してもらったのですが、デパートの売り場に行くと、肌の状態を検査？できる機械があり、始めに年代を入力し、肌にマシンの先端部をつけてから測定するのですが、モリノス美肌伝説はいまだ五十路峠八号目で肌力は下降していると察し、測定結果が出た時に肌劣化の現実が赤裸々に証されたらソノ場で自害も厭わない覚悟で結果を待ったのですが、肌質グラフによるとハリたるみの値が悪く、その他は安定…。更にソノ次に毛穴の開き状態を画像で見ると、年相応に毛穴広がりまくりで萎え～。私的には毛穴を焼ききりビニールみたいにツルツルにしたいものだと思っていましたが、毛穴度はむしろ普通で、この状態の方が美容化粧水が肌に浸透しやすいとの意見に、「えっ？本当ですかねぇ？」と半信半疑…。私的には病院における病んだ股関節の進行やら血液の数値の検査結果を聞くよりも、肌質の結果を見るまでは緊張マックスだった次第です。

2015年3月30日(月) 0:06

モリノス

「神田川」。昨日の午後から一気に咲き始めた落合事務所近く、神田川の桜を見物しにいきました。昨年までは小滝橋から高田馬場まで、いまだに残る、朽ち果て住宅がい並ぶ、三畳一間の小さな下宿の下には神田川～♪な地帯を散策していたのですが、この度は川の流れに歯向かい、小滝橋から新宿淀橋までのロングウォークをしました。橋を境にこんなにも？というくらいに川の両サイドには、お洒落な集合住宅やら、バブル期様式の家屋、成り上がりが選び住んでそうなタワーマンション、チラチラと朽ち果てアパートといった景色…。小滝橋から下流は煤けた住宅に豪華版な桜三昧、上流はア町なみアンバランスでデコラティブな住宅に桜三昧…。上流地域は桜並木があたりの景観に負け、花が目立たない的なカンジでした。スタッフ風竜と新宿区から中野区そしてまた新宿区にというロング行脚だったのですが、ゴールは西新宿と中野坂上の中間となりました。この界隈はやはりバブル臭とミレニアム(死語？)、最先端スタイリッシュ三位一体なエリアでやはりカオス…。結
果1980年代から2000年までの雰囲気が漂う地域で、バブル期に成人に達していた私としては、モリノス青年時代の面影が残りまくりで郷愁じみたものを覚えた次第です。下流を歩いた時には楽曲「神田川」を口ずさみ徘徊してましたが、上流の町では、80年代から2000年までの流行歌が次々と頭の中をよぎり(安全地帯、アルフィー、アリス他)、花見が終わった後、風竜と食事をした後に、ネカフェについてるカラオケコーナーに行き、あえて80年代から90年代までに流行した歌を(米米クラブ、TMネットワーク、当時のトレンデイドラマ主題歌などなど)。熱唱した次第です。この時代の楽曲は今時の若者からしたら、ナツメロ(死語)なんでしょうねぇ。桜を見に行ってモリノス青年期も思い出すといった、今年の花見でありました。

2015年3月28日(土) 23:46

モリノス

「鉄扉」。メトロ落合駅出口の真裏に、バブル期の億ションめいたイカにもバブル期ワンルームマンションな面の建物があるのですが、正面玄関がゴス、ロココ加味の悪趣味な鉄門があり、それはモリノス大好物。そのマンションと不釣り合いなヨーロピアンな鉄門の横にも小さな鉄扉があり、私は地下のゴミ置場だてらになんと無駄に贅沢な!。と思っていたのですが、ソノ地下はゴミ置場ではなく、空きテナントでした…。生で見た訳では無いのですが、怨敵iPhoneで間取り図を見ると、教会の地下礼拝堂みたいな雰囲気を醸し、ゆったりとした段差の低いＬ字型の階段を降りると、摩訶不思議!。これまた無駄に広いエントランスがあり、ドア(？)が３つもあります。入口の1つを開くと、イキナリ２台並んだ洗面所とトイレ、そして室内に通じるドアがあり、他の二つの入口は、なんでお迎え口が二つもあるのか？家相も変…。しかして部屋の内装はスケルトン…。地下なのにバルコニーがあり、広い洗面所とトイレより小さいキッチン…間仕切りが無い
ので、オフィスにしか使えないと思われるが、地下なのにバルコニーがあり、当たり前ですが日当たり悪し…。駅近スギるが、店舗にしても事務所にしてもアトリエにしても使い勝手が悪スギだし、地下牢に幽閉空間みたいな場所を一体誰が使うのだろうと思っているのですが、日射しが嫌い(前世がバンパイアかも)、暗い所が大好きな私的にはこの物件を見ている内に、普通の人ならまず選ばない場所だが、私には以後心地が良い快適空間かも？と思いました。この空間を事務所にしたいというより、店舗仕様なのに、いつか将来住みたい、地下牢幽閉体験ができそうだと、借りる予定も無いのに一人悦に入った次第です。薄気味悪いという事もありこの空間は借り手つかずと思われ、私はここに住めたら、懺悔室とか不遇のメアリースチュアートごっこができるなと妄想が膨らんだ次第です。

2015年3月27日(金) 23:43

モリノス

「腐れはいからさん連中」。落合は高田馬場が近いせいか？このごろ卒業式らしい女学生の袴姿を見かけます…。御当人達は袴姿に場末のキャバ嬢みたいな盛り髪で、満更でも無い顔でおすまししていますが…。邪悪なモリノス思考的には、着物も浅草の土産物屋で外国人向けに売ってる和柄の化繊風呂敷以下なペラなモノで袴も同様…。「チッお里が知れるわい」と眉根をしかめています。更に気になるのは気付けなのですが、バストの真下に袴をつけているので、出っ腹になり、イカリ肩になっています。最近の若者の体型が変わったからか？着付けする人がまともな人がいなくなったのか？その姿、妊婦？と思うようなダメダメな着付けなのです。ペラなモノをきちんと着付けられてない彼女らの事を気の毒に思うのですが、立派な大学で勉学を極めた学生が、晴れの卒業式に己がバカ丸出しな袴を着ているのに気づかないというのは、無知ほど恥ずかしい事は無いのお見本祭りでした。ガッカリした次第です。

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