2015年7月31日(金) 23:30
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モリノス
「興醒め」。なんですか?今宵の満月は「ブルームーン」とスピヲタが大好物そうな名前が銘打たれていて、月光欲のひとつもすれば、幸せになれるとか満願成就だとか囁かれていました。事務所が終わり日中猛暑で酷暑、夜は蒸れた宵闇の落合の夜空を眺めると、早稲田通り両側のマンションとかビルが月の姿を隠し、全然有り難いといわれる月を拝めません。月を探して視界の広い場所に着いた時には滝汗、頭重、目眩まで覚え月見物などどうでもよいと毛先から滴る汗を癇症に手で払って天を見上げたというか室外器やら排気ガスでガスって曇った頭上にドデカイまん丸の月の姿アリ…。なんだかお月様もデトックス?売れ残りのゴムのヨーヨーのごとく重そう?あるいは傷んだ生卵の様な様子に、この今世の異常気象により月も煮えたか?膿んだか?お気の毒、っていうか東京の熱帯夜に巨大満月という状況がミスマッチ興醒め極まりなく思え、ブルームーンなどという癒しパワーがあると思って今夜に満月のワークなどか瞑想会とか開催してるド腐れスピ連中の気が知れないと思い、近く のファミレスに直行し、冷房が効いてる店内でタオルを出して汗を拭き、プチ熱中症か?のぼせて目の回りには星が飛び、コメカミがチカチカと痛み、運ばれてきたアイスコーヒーのグラスをグッタリとしながら額に当てたのでした。ガッカリ〜。
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