2015年10月30日(金) 22:25
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モリノス
「ハロウィンの思い出」。最近のハロウィンは子供だけでは無く、いい年をした大人が気合いの入った血みどろメイクと仮装で街を徘徊している姿を見受けます。私は若き日、昭和の時代の灯火が消えますな秋、ニュースでは「今日の天皇の御様態、下血あり」みたいな報道が連日されていて、なんだか歌舞音曲も自粛な雰囲気でした。そんな渦中、私の姉分にあたるバブルの申し子K姐主催による東京湾のどっかに船を浮かべて、大々的スギにハロウィン船上パーティーが開催され、昭和天皇が御隠れになるカウントダウンだのになんと不謹慎な的なカンジで湾岸警察(?)も出動監視下の中でのヒンシュクかもねなイベントだったのですが、参加者は趣向を凝らした仮装で宴を楽しみ、ハロウィンキングとクイーンを選ぶコンテストも行われました。で、ソノ時20代だった私は、額に義眼に特殊メイク用のパテで目蓋とかを作り貼り付けて三つ目にし、キツネの顔の毛皮を何枚もボデイにまとい、一体なんの仮装かもわからないだてらに見事ハロウィンキングに選ばれたのでし た。そして今夜は明日出演予定の暗黒プロレス組織666ハロウィン大会のお仕度をし終わった後なのですが、若い頃から今に至るまでハロウィンにかける無駄なこだわりと執念は変わってないな、ひとつも世のため人のために役に立たない事に心血を注いでいるがソレが好きなんだから仕方ないという事を自覚したのでした。
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