2016年9月29日(木) 23:10
|
モリノス
「食い物の怨み」。リハビリの帰り、長年に渡り公私共にお世話になっているK一家のお宅にお邪魔しました。お土産は、いとやんごとなき者、選ばれし者しか口にできないM堂の全種類が入っているサイズのクッキー…。K夫妻とソノ息子達3兄弟、長男Tは野球青年、次Mは大学でエアホッケー、三男Sは高校でテニスをしているスポーツ男子達なのですが私が、クッキーをテーブルに置き、いかにコノ菓子を手に入れるのに苦心したか、いかにコノ菓子が尊いかという蘊蓄を並べ連ねて語っていたら、三人のヤング(死語)は、どうでもいいから早く食いたいという展開になり、ピンクの缶の回りについてるテープをとった途端に、三人が同時に手を出し、ワハハ〜と頬張ります…。っていうか、M堂のクッキーをゲットしたら卑しい民草の私的には毎日チビチビと食べるものをK家のスポーツ野郎どもは健康な歯でバリバリとまるでフードファイトの様にみるみるクッキーを食べてしまいます。あげくに「あっ!俺それ食ってねえし」「2枚もそれ食べたか らもう違うのにしろありえない」「なんで両手に持ってんだよありえねぇ〜」と喧嘩になりました。そしてコンビニの袋菓子を食べる様にM堂のクッキーは目の前で一気に空になってしまいました。で、K家の奥様いわく「昔から、すぐ他の兄弟に食べられてしまい食べそびる事があるので、美味しいモノは早食いしてしまうのよ」との事でした。で、たらふくクッキーを食べやがったクソガキ達はソノ直後に奥様心尽しのお夕食を(ありえない量のおかずをテーブルに盛る、例えば富士山の様なポテトサラダとか革靴が縦に積まれているような肉など)かなりな速さで平らげたのでした。で帰り際に三男Sが私に「今度このクッキーを持ってくる時には兄弟ひとり一缶ずつでお願いしまーす、そしたらみんなおとなしくいただきますから」との事でした。チッ!。
|