2017年1月31日(火) 21:07
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モリノス
「滑る練習」。もうすぐオペをして一年が経とうとしています。最近の筋トレリハビリは患部の硬縮を鬼ストレッチした後に、脚だけではなく病により使えなくなり萎えた身体のソチコチを強化していただいているのですが、先日はPTの先生がフロアに長方形の光沢素材のマット(?)を敷き、更にスニーカーの上にカバーをかけた後に「モリノスさんスケートした事はありますか?」と聞きます。私はスケート場に行ったのは高校生の時が最後、ソレからはバブル期に流行し私がSFに一人旅をした時に購入したローラーブレードなるモノを履いて発病するまで道路を滑走していたのが二十代後半、二十年以上「足で滑る」などということはできませんでしたし御法度でした。PTの先生は、滑るマットの上に滑る靴カバーを装着しマットの上に両足を着けて、スピードスケートの要領(?)で右に左に滑ってみて下さいと言います…。出来るわけがない、いくらなんでも御無体な!とビビりながらも恐る恐るマットの上に両足を着けるとツルツルするの だが身体のバランスを壊す事なくシッカリ立つ事ができました。PTの先生がまさしくスピードスケートの選手の様なフォームで右左と滑走してお手本を見せてくれたので私も試したのですが、まだ患側の足に力が入らず滑るのを制御できず、オットットとなってしまいます。でしばらく練習している内に人工関節の身体だてらにキチンとしたフォームはダメでしたが、右にスー左にススーと行ったり来たり滑りが出来る様になりました。スケートじみた事ができるかも?と思った私の脳裏には、落合から近いスケートリンクに行き、貸し靴で滑るだけなのに、フィギュアスケートの選手が試合で着る衣装で滑ってみたいという乙女なビジョンが浮かんだのでした。モチロンそんな事はやりませんがね(笑)。しかしスケートみたいな動作ができる様になったというのは嬉しい限りです。
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