| 戻る |過去の日記|
2007年7月の日記
 
2007年7月31日(火) 21:48

 モリノス

モリノス

昨日拾った子猫、本日姉の家に見に行きましたら、三番目の甥の部屋はすっかり子猫託児室化しており、子猫は元気に走り回っていました。 メスかと思って「シマコ」とか呼んでいましたがどうやらオスらしく「シマダさん」と改名。昨日から今日にかけて猫好き友人達に「飼ってください」とメールをしているのですが、このたびは猫友から「自分で飼え」みたいなカンジでノリが悪いのです。姉は「夜は拾い主のアンタが面倒みろ」と言われたのですが、私の部屋の現状は荷物だらけかつ子猫が入りこむスペースありすぎで、散らかった部屋のどこかに携帯電話より少し大きいくらいの子猫が紛れたら、二度と発見不可能にちがいないと思い、姉にその旨伝えたら「そりゃそうだ、まず、子猫が過ごせるスペースを確保しなくては」というカンジで、やはり甥の部屋の子猫託児室にて保護しています。まだ自力で水など飲めなかったり、突然ぐったりしてしまう体調的には安定していない子猫を甥が四六時中面倒を見ているのですが、気のせいか甥の顔にも疲労がみえます。私が子猫育て
モードに入ると、夜は三時間おきにでエサやり水やりトイレさせを続け、日中も一匹にさせておく事が心配で仕事も虚ろうので、どうしようかと。さらに私の部屋に子猫を飼育する環境を整えたら、絶対に自分で飼ってしまいそうなのでやはり一刻も早く飼い主を!と思いつつ「自分が飼うとしたらまずサークル手配しないと!ラララー」などとワクワクしたりして、プチ苦悩中なのでした。それにしてもチビチビすぎる子猫のポッテリした腹とまだ夏みかんの粒みたいな肉球を触るのは至福です(^-^)。シマダさん、ナウシカに出てくるリスザル(?)に似ていませんか?耳が大きくて。


2007年7月30日(月) 20:52

 モリノス

モリノス

「やっちゃった」。大粒の雨が降り出した遊歩道。私は本降りになる前にとママチャリを運転し家路を急いでいましたら。遊歩道の草村からか細い声で「ミヤーッ!」猫の悲痛な叫び声が聞こえました。声は子猫らしくしかも緊急事態を要する泣き方です。私はママチャリを止めて声のする方向を探しましたが、どこにも子猫は見あたりません。ふと膝をついて草村をかき分けると中からシマシマのオハギみたいに小さい子猫が震えてうずくまっていました。私は子猫を抱き上げようとしましたら、子猫は私を警戒し遊歩道にしつらえた鉄柵の向こうに逃げていきました。雨の量はふえていきます。私は垣根を乗り越え、鉄柵の下に手をすべらせ子猫に言いました「助かりたかったら来なさい」。子猫は私の指の匂いをかぐと自分から私の手のひらに乗りました。この瞬間「おお!この命を託された!」と思い、私は手のひらをくるりと返し子猫に傷がつかぬように鉄柵から引きずり出し子猫は無傷でしたが、私は鉄柵に指をとられ流血しました。手のひらサイズの子猫を実家に連れて行き母に事の
次第を言うと「いい加減にしろ」「いくら雨でも野良猫なんだから生きのびれるっ!」「ほっておけばよかったのにっ!」などと非難轟々なのですが、母はプリプリと文句言っているのにイソイソとキャットフードを用意して子猫に与えていました。そして姉に電話して「とんでもないことがおきた!」などと大げさ呼び出し、姉は何事ぞ?とかけつけ子猫を見て私に「またやったね」みたいな視線を投げ、淡々と子猫を触ったりしていました。私は病気してる小動物とか子猫のたぐいは拾うだけ拾って母とか姉に押し付けそのままバックレの前科ありすぎなのですが母は「もうっ!ノミはいないだろうね」と言いつつも子猫を抱きしめ、姉は当然のごとく自分の家で面倒をみる用意をし、私は子猫に「シマコ」という勝手な名をつけ「オーヨチヨチ、イイコデチュネェ〜、タイヘンデチタケド、ガンバリマチタネェ〜」などと甥の子にさえかけた事がないまさに猫可愛がりをして母と姉に「なんだ!そのしゃべり方は!気持ちの悪い」とヒンシュクを買いました。子猫シマコは私の膝の上でご機嫌
よくゴロゴロと喉を鳴らしていました。ていうか、私はシマコに一目惚れしてしまい、本当はどなたか優しい飼い主を探さなくてはいけないのわかっていつつ「うーウチの子にしたい」と思っていたら母がそれを察したのか「アンタが飼いなさいっ!」と口はかなり否定系なのに言ってる事は肯定的というシュールな展開です。さてシマコの今後に、こう御期待です。ちなみに私の頭の中はシマコで一杯なんですけどね・・・。


2007年7月29日(日) 23:08

モリノス

本日、ウトウトとしていましたら、突然「ドカーン!」と爆音が聞こえました。 「ガス爆発!?」と慌てましたら、立て続けに「ガラガラドーン!」と家まで震える音が連なり、ザーッと雨が降り雷大会な状態になりました。久しぶりに雷を体験した私は怖いというより、なんかカッコいいぞ!と気持ちがハイになりました。きっと龍の吠え声はこんなだろうと、子供じみた想像もしてみたりしました。荒い雨!風!雷!蜷局をグルグルと巻ながら「ゴゴーン!」と吠えながら空を暴れる龍。なんて事を頭の中でリアルに空想し一人悦に入っておりました。ふと!我にかえり、思い出すと私は服やらアクセサリー小物から下着まで龍をモチーフにしたものを多く持っていまして、大雨で外に出る事を断念して部屋中の龍グッズのお手入れをすることにしました。普段バタバタとして部屋には寝に帰る生活ですが、大荒れの外に反し散らかった部屋でシーンと龍グッズの養生をする時間は案外イケてる一時でした。 表は「バリバリザーザー」とシャウトしてるのですが、私の心は「シー
ン」と水を打ったようなおだかな状態になり快適でした。



2007年7月28日(土) 22:41

モリノス

「くい友」。最近私は食欲減退期でして、ダメな痩せが始まっているのですが、先日友人Oに会いました。Oは学生時代からの友人で、喋りながら食べながらのペースが合う友達です。昔はおいしいと言われている店に行き、店の人があきれるほど食べたものです。久しぶりに会ったOは職場でのストレスで食欲が減退しているらしく、せっかく会ったというのに「ファミレスでいいか・・・」みたいなカンジで食事よりお互い愚痴トークかねと思っていましたら、ふと私達が昔利用したステーキ屋を思い出しました。が二人ともステーキなんて食べる気分ではなかったのですが、久しぶりに行ってみようという事になりはるばる車でその店に行きました。久しぶりに行ったその店の店員は私達の事を覚えていてくださり、いたでりつくせりのサービスでもてなしてくれました。食欲のない二人でしたが、懐かしいお店と昔と変わらぬメニューと味で、知らぬ間に私達はドカ食い、ジャカスカトークで肉やらサイドメニユーを速攻で次々平らげて行きました。Oも私も「いやー私らも加齢でドカ食い
はもう無理!かと思っていたけどまだまだイケるね!」と超久しぶりのフードファイト(?)の健闘を称えあったのでした。さらに「なんかスッとした」と気分転換にもなり膨らんだ腹をさすりながら「じやまた!」と別れたのでした。場所と食事に癒えた夜でした。



2007年7月27日(金) 22:56

モリノス

本日は熱い日でした。私はハンカチ派ではなくタオル派(正確にはタオルハンカチ)なのですが、年中カバンにはタオルが入っています。本日、照りつける日差しの中を歩き駅につき額に光る汗を拭こうとカバンに手を入れタオルを探すと「ガーン!」今日に限ってカバンにタオルを入れていないのですさらにカバンにはティッシュはおろか汗を拭けるものは何一つ入っていませんでした。それではと思い、駅売店にハンカチを買いに行くとなんと駅売店のシャッターは降りていました。額からは滝のような汗が・・・。カバンの中を見てもタオルに代わるものはありません。手で汗を拭くには足りない量の水が頬を流れています。途方にくれた私は、カバンに入れてある文庫本を取り出しページを開き、そのページを額に頬につけ、また違うページを開き額に頬につけました。するとうまい具合に文庫本の紙は汗を吸い取ってくれるのです。私は「あー助かった!」と文庫本のページをめくっては首筋にもあて汗を拭っていましたら。ふとおびただしい数の視線に気づきました。駅のホームにいる
人々さらに反対側のホームにいる人達もが私の奇行に注目しているではありませんか!。私は吹き出た汗をなんとかしなくてはだけに全神経を集中してしまっていたので、今自分がどこにいるのかなどサッと頭から消えていたのでした。昼日中に文庫本で額や首の汗を吸い取らせている人間に駅のホームの人達の表情はプチ恐怖な風情を醸し出していました。私は無駄な微笑みを観衆にむけて、早く電車がこないかなぁ〜と、今度は背中から伝う冷たい汗を流しながら、平静を装って駅のホームに立ったのでした。



next --->

モリノスの部屋